【観劇感想】チームパーティー比嘉【シーサーくん】【チムパ爆誕 】
Higa Higa Higa Higa...🌺
身体にしみついたEDMとアップテンポなサウンドがふいにわきあがり、ずんちゃ♪ずんちゃ♪とデイゴの花のごとく小躍りしはじめてしまう。
そんなふうに比嘉中ディスコパーリー2018口からシーサービームナイトの余韻が抜けないまま日々の生活を過ごす。みんな比嘉中ロスにおちいり、TLは凪の海岸線のごとく不気味な静けさをみせる。
3rdの比嘉中がみんなから愛されて、別れを惜しまれている証拠だと思います
「ミュージカル テニスの王子様」から派生した新しい試みのひとつ、各校にスポットを当てたライブコンテンツが「チームパーティ(チームライブ)」です。
10月27日(日)京都小劇場にて開催された「チームパーティー比嘉」京都千秋楽を観劇したので、その感想をまとめさせていただきます。
私は古い時代からテニプリやテニミュが大好きだけど、ほとんどファーストのことしか知らないので「差し入れ持ってきた知らんOBが部室に入ってきたとき」みたいな印象を与えていると思うけど、感想を書かせてください。
観劇中は「ひやぁーーー!(語彙力の欠如)」みたいな感じだったのですが、この感動をきちんと言葉にして伝えたくて。。。がんばります!!(?)
Higa Higa Higa Higa...🌺
現役がみせた比嘉中の集大成
そもそも、私はテニミュの比嘉が大好きです。
テニミュ自体が好きですが1stから比嘉って全体的に高評価でした。周囲の方々の声を聞いてもそう感じます。テニミュと比嘉はシュールさが強いのできっと相性がいい(´∀`) ♡
最高の比嘉中をありがとう。
いろいろ考えたけど、今はこんな気持ちでいっぱい。
私はファーストの比嘉が大好きだったから一生1stの比嘉を超えるものなんてないと思っていたけど、新しい出会いってあるんだなぁと思った(恋愛ポエムか?)
最高峰のエンターテイメントを見せてもらえたと思いました、すべて含めて!!
◾️チームパーティー比嘉(口からシーサービーム)
チラシの出来が大変素晴らしかったので(シーサーの口からサイリウムのビームが出ているテラディスコおもしろチラシ)、よくあるスチール詐欺かと心配していたが、先に公演を見ていた比嘉好きの方から「ほんとにこんな感じです」と言ってもらえたのでほっと胸をなでおろしながら劇場へ。
そもそも、このネタは「南の島から来た刺客(ダークホース)」が3rdでディスコ化していたことに由来する。
なぜ比嘉とディスコが合うのか???それはわからないが、少なくとも私からしたら完全に解釈合致であったし、口からシーサービーム、目からシークワーサージュースでありました。
現地沖縄で遭遇した男子高校生もダンス好きって言ってておねだりしたらちょっと踊ってくれたし……比嘉中(特に平古場や甲斐)も本当にそういう感じだと思う(?)マイルドDQN感かな、ディスコってちょっと古……ダサ……だし……エモ
・イギリス漂着の寸劇
はっきり言って、比嘉中がいつも変なところに漂着しているネタは何度こすってもおもしろい。木手ってスマホの地図アプリ持ってないの??
やはり関西人である許斐先生の血脈が流れる比嘉中、お金ケチってヒッチハイクで沖縄帰ろうとしたり(OVA)いかだで島から脱出しようとしたり(ドキサバ)同じ展開をこすりまくっているが、それがいい。
・カミナリ一家の寸劇
雌シーサーたちが役者さんにキャッキャってする時間(∩^o^)
ママキャラという最強オネェツールを手にした雷太ママ(雷太大先生)のうまうまなMCまわしにより客席や画面の前のあなたはバブちゃんと化すこと間違いなし。
雷太ママにより構築されるアットホームイケメン島国エンタメ空間🌺
スタッフさんからのタレコミが面白かった。
けっこうガチの恥ずかしいタレコミなために役者さんが本当に暴れたりもだえたりしていて笑えた。
あと役者さんたちの個性が爆発していてさすが比嘉中に選ばれし男たちだと思った。個性派集団すぎる……(›´ω`‹ )
私が思うに、刺激のない人なんてつまらないしただのいい人や優しい人なら現実の彼氏や旦那さんみたいな身近な存在で女の子は満たされちゃう。だから尖ってるくらいの個性を出すのっていいなぁと思いました。
自分の殻を破っている証拠だしファンの前でもリラックスできているのがまた余裕だね。何目線……?
・ライブパート
みんながくつろいでいたほのぼのカミナリハウスがビカビカビカビカ!!!⚡️と七色のネオンに包まれる。
私は「ぎゃあああああ!><」とほとばしる閃光で目を潰されながら、「目がぁぁ、目がぁぁ!」とブラックホールに吸い込まれないように必死でシーサーくんの足にしがみついたのだった。
シーサーくんはぴょん、ぴょん、と跳びはねながらフレームアウトして行ってしまった(;_;)置いて行かないでっ
カミナリハウスが宇宙みたいになってライトがまばゆくてドッドッドッドッみたいなEDMで爆上げしはじめて、わけもわからぬまま会場は阿鼻叫喚の嵐。
比嘉中マブ、激マブぅ(>_<)
吸い込まれる~!ってもがきながら興奮と笑いといろんな感情で窒息しかけた。本当は席に座ってはわわしていただけである。3rdのバイキングホーンを観劇した際に、興奮で息ができなくなって頭を抱えたときと同じきもち。
カミナリハウスがディスコ宇宙ブラックホール戦艦になってしまうという神謎テニミュ演出、1番興奮した。
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好きだった役者さんたち
●松井遥己さん(新垣役)
「平古場先輩は顔がいいし金髪やからイギリスでもやってけるやろシ~サ~(うちなーぐし不明)」ってサラッと言う新垣に比嘉の風通しの良さを感じる。
私が2年で平古場みたいなパイセンいたらそんな口叩けんぞおお(•ө•)でも平古場って気を遣われるの嫌いだから生意気に来る後輩にちょっと喜びそう、わかる。
新垣に腹黒天使というニッチな需要向けの設定をつけた松井遥己さん(新垣役)は戦い方を知っている男だ。スキマ産業。
●高田誠さん(田仁志役)
「比嘉中テニス部にスカウトするなら誰?」みたいな質問での回答が見事だったとテニプリファンから高評価でした。
「自分が」ではなく「自身が演じるキャラクターなら」「比嘉中に必要な戦力は」とキャラクターを前提とした受け答えをしたテニプリ愛す精神がオタクみたいで素晴らしい。
タレコミで急かされたからタカさんにちゃんと腹筋ローラーあげるの律儀だね。
●吉澤翼さん(甲斐役)
動物博士ムツゴロウさんキャラを新たに獲得した奥深い人物。
次男っぽい……!!足パカーンって開いて座るところが好きです(•ө•)ここは自分ちくらいのリラックスっぷりでしょおお!めっちゃかわいい!
ステージに立つパフォーマーとしての実力や研究心、センスが素晴らしい方だと思います。役によって表情の作り方や声を変えているところがすごい。みんなが大好きな男らしい身体のがっしりさもあって、本当にすばらしきかわいくてかっこいい甲斐くんでした(´∀`) ♡
何より自分の魅せ方を知っている方ではないでしょうか。合ってる自分のキャラポジション、似合う服装、金髪(役のため)など、他と差を出しつつ全体的な統一感があってわかりやすいアイコニックがある。だからファンの方が多いんだと思います。それがファンから求められてるイメージからズレてないんだなぁ。
全体的なキャラ、声を操る器用さ、総合的に声優業への進出にも期待でし!!
●武藤賢人さん(木手役)
みんながギャハハハハってなってるときもワンテンポずれてニコニコしてたり大人しめなところがおじいちゃんみたいでちょっと天然入ってる??(おきゃわ)
でもやる!ってときはノリ全開でやり通すからお笑いとか好きそう。
比嘉中をまとめようとがんばってるのむちゃくちゃ伝わりました。
人って適材適所のポジションがあって、リーダーにもタイプがあるから、人柄とキャラで集団を平和にさせられる感じ??引っ張るのは雷太先生が担ってくれていたのかもだけど、武藤さんが気持ちのこもったお礼のSNSを節目節目で書いている純粋真面目なところファンのみんなはちゃんとわかってたと思います。
悪い大人にそそのかされないように(>_<)
ハイタッチの時に顔が小さくてお菓子かと思った。あと目が大きいから幼女かと思った。顔面がかわいい人!!かわいい木手でした。かわいいしか言ってないけど木手もかわいいから仕方ないね。
●雷太さん(知念役)
経験豊富で社会性が高く、チームのブレーンとして暗躍してくれたアサシン。
比嘉中を安全にまとめられたのは雷太さんあってのことだと思います。
たぶんネットリテラシーとか言っちゃいけないこととか言葉にし難い礼儀をわかっている方なので、上手くストッパーになったり調整してくれたんだろうなぁと思った。治安の維持に奮闘してくれてありがとう!!
そして文章力が高いので、「あい、いたの?」のテニミュブログはどれも読み返すくらい好きです。
ハイタッチのときに腰をかがめて目線合わせて丁寧にタッチしてくれたりしてキュンだった。寛だった。寛夢女だからしあわせだった。素敵な男性だ(;_;)
●園田将司さん(不知火役)
お笑い芸人兼俳優のルーキー。特技はもんじゃ焼き。
とあるSNS動画で「元副店長の力」というコンテンツを発信していたのが本当におもしろおかしく、しばらく引きずった。しかしその動画は1日経つと消えてしまう儚い命だったので、今でもあのヘラさばきを思い出しては恋しさで胸を痛めている。
おもしろすぎる上に周囲の人に馴染むのが上手い方なので、男にモテるタイプで生き残ること間違いなし。好きすぎる。奇跡の親指って何ですか!?><
インスタをはじめたらしい。おもしろい。
お見送りのときに泣いててなんていい子なんだろうと思った(;_;)
●岩城直弥さん(平古場役)
平古場凛というイケメンキャラにふさわしい甘いマスク、演技力、高身長などさまざまな武器を携える大人気の岩城さん。
だがしかし、スタッフさんからのタレコミで「ジャージがダサい」と指摘されていてメンバー全員と会場がどかんどかん湧いた。
こういうときにムッとするんじゃなくて恥ずかしすぎてうずくまってしまうのがいい人だと思った(だからスタッフさんからも愛されていじられる)。
私としてもひそかに、岩城さんは写メなどでいつも似たようなアディジャを着ていて、アディジャ似合うなと思っていた。ナ●キの日もあった。それはもうアディ●ス(ナ●キ)からスポンサー契約が来ているのかというくらい来る日も来る日もアディジャを着ていた。
そして、パーカーの紐の長さが左右でバラバラだったりして、垣間見える抜けポイントにエモみを感じていたが、「顔がイケてるのにジャージがダサい」という萌え属性を公式から付与されてしまい最高でした。
メンバーのみんなからプレゼントでもらった帽子をずっと被ってたりするのがいい子だぁぁ(;_;)お願いなのでかわいい八重歯を一生矯正しないでくださいm(_ _)m
役者さんとしては、当初役を演じているんだと気がつかないくらい平古場凛そのものだった。岩城さんは強気っぽく見える系統の顔立ちなので、たくさん研究して自分とは正反対の役柄を演じていたんだなぁとわかったときは胸が熱くなりました。
中身とのギャップがある人なのかな?でもキツめの役はすごく合ってると思う。
キツそうな見た目でオラオラな演技して、素顔はちょっと抜けてて真面目って最高のギャップだ。ファンの女の子的にはニャンオラってたまらんスマッシュだと思うので、これからもいろんな役を見たい方です(´∀`) ♡
いつかアディ●スからスポンサー契約をゲッチュして欲しい!!
素晴らしい平古場凛をありがとうございました!!!!
好きだった曲
◾️スマイル・アンド・ティアズ
アンコールソングのふわふわ(スマイル・アンド・ティアズ)がとってもいい曲で、ずっと頭の中に流れています!
テニミュの曲はぜんぶ良曲だと思いますが、特にアンコールソングは珠玉の名曲が揃っている。
テニミュとは、まぶしいキラキラ、青臭くて土臭くてちょっと恥ずかしいけど胸が熱くなるような……そういう青春時代のかけがえのない熱をぎゅっと詰め込んだ宝箱みたいだなぁと私は思う。アンコールソングは、テニスの王子様たちがひたむきに青春を駆け上がるキラキラにスポットを当て、明るい曲調で表現されている。
私は1st時代のアンコールソング「F・G・K・S」「On My Way」が、今でもスマホに入れてるくらいめちゃくちゃ大好きです。3rdでもたくさん歌ってくれていてすごく嬉しい。
「スマイル・アンド・ティアズ」はそれに肩を並べるくらい大好き!!
この「スマイル・アンド・ティアズ」通称「ふわふわ」がなぜファンの間でまっさきに話題になったか。
それは、サビが「ふ~わふわ~♪」という、シンプルかつストレートでまったく意味がわからない謎ワードで表現されていることにある。だが、癖になる。
ふ~わふわ~♪と手をクリオネみたいにふわふわさせるダンスも合っててかわいい。木手がそのダンスしてるシュールっぷりとか激しい萌えを感じます(/ _ ; )
しかし、サビに入る前の歌詞ではテニスに打ち込む男子中学生のまばゆさを見事に謳っており、土臭くキラキラしていて素敵。
まさにテニミュらしい斜め上から下から刺してくる個性の斬れ味がすさまじい。キレキレな名曲でした。三ツ矢さん♡ℓσνє♡
◾️比嘉の曲すべて
本当に全部好きだしアレンジもディスコでめっちゃよかった。
ダンスもフォーメーションZくらいまで増えてて超イケてた。
円盤がすごく楽しみ。
チームパーティ比嘉の映像は全国氷帝の円盤についてくるそうなので、観れなかった人などはぜひ円盤で見てほしいです(∩^o^)
ご予約はこちらより⇒https://www.tennimu.com
3rd比嘉中の好きだったところ
◾️キャラ解釈
解釈って抽象的だけどすごく大事な部分で実力の見せ所だと思います。特に2.5次元ミュージカルでは。キャラクターありきで生まれる人気の影響が大きいから。
3rdの比嘉中がなぜここまで素晴らしく、ファンから高評価を得たのか。
それは技術、愛のある解釈、両方の座標が綺麗につり合っていたからだと私は感じました。
3rdの方々は本当にみんな上手い。
私の敬愛する荒木宏文さん(2代目の乾貞治役)もドリライ円盤インタビューで言っていましたがo(^o^;)o
イケメンだし踊れるし歌も上手い。客席で、心地よく金額をお支払いできるパフォーマンスを見せていただいたという納得感がある。
じゃあどうして技術的に拙かった1stが永遠に世間から愛されているか??って、やっぱり愛のある解釈があったからだと思うんです。オタクじゃなくても男性はテニプリ好きな方多いですし、そいういう原作ファンも納得させるみたいな要素?
技術どうこうじゃなくて気持ち(体育会系みたいな発言)
1stの役者さんはテニプリを子供の頃から読んでいてテニプリが大好きな世代だっただろうから、キャラクターへの解釈も桁違いだったと感じます。
「飛影はそんなこと言わない」お通夜状態になることなんてほぼなかったかな。
3rd比嘉はみなさんテニプリ世代ではなかった方がほとんどだろうに、「なんかそれ違うな」って思ったこと、私はほとんどなかったです。正直、おや?ということがあっても次の公演とかで速攻で直っていたらしいので素晴らしい(;ω; )
テニプリ特有の膨大で細かいキャラクターのプロフィールをちゃんと調べて読み込んでくれて活かしてくれていました。
日替わりやトークコーナーなどでキャラクターを前提にしているこだわりが見えると、ファンとしては嬉しいですよね。
余談ですが私は趣味のコスプレイヤー時代もこだわりが妙に強かったから、キャラクターの格好でキャラクターがやらないようなことは控えようと意識してました。美少女キャラの格好でお酒飲まないとか、余計なごついアクセサリーはできるだけ外すとか、その程度ですが。
やっぱりキャラクターのファンからしたら、「●●はそんなことしません!」って場面を見かけたらちょっとショックじゃないですかね(>_<)
そういうオタク心理といいますか、役目をまっとうしている間はできる限り、見てくれる相手の立場を想像すること。仕事でも服装でも普段の振る舞いでもすべてに言えるし、私も研究し続けていきたいところかもしれません。
◾️仲よしさん
3rd比嘉はチームの統制がとれていたな〜ってイメージなんです。仲良いんだなってわかるから安心感がある(>_<)
お互いを尊重して、わきまえて、いい意味で一歩引ける部分があるというか。みんな精神的に大人なんじゃないかな。
そう感じたきっかけは初代木手のルークさんが観劇に来たというSNSを見かけたときだったと思います。私も嬉しすぎてちょっと泣いた><
OBが来たら、わらわら集まって挨拶して写真撮ってる(かわいい)
そしてOBが来た報告をすればTwitterでバズるのはわかりきってるけど、でもメインでネットに上げるのはOBと同じ役の子に譲るみたいな。そういう感じのSNSの使い方、微妙な気遣いとか礼節がしっかりしているなと。
あとチーム内がギスついていると客席、SNS上からもじんわりわかると思うんですよね。・°°・(>_<)・°°・。
答え合わせをしているわけじゃないから正解なんてわからないけど、1stの時代からそいういうのは本当にあるなと私ですら思います。舞台にいっぱい通っていた方はもっとそういう空気を感じているし、気づいている。
周り全員がライバルみたいなお仕事でさすがにチーム全員が仲良しこよししているなんて夢は抱いてない。だけど集団でやる舞台というお仕事、チームワークがアウトプットするものに多少なりとも影響があるのは間違いない。
だからたぶんチーム内の風通しが良くて仲良い方がお客さんは見ていて安心できると思う。
違う人間同士が集まる集団でなるべく仲良くするってお互いの努力があってはじめて成り立つものだと思うし、それは学校でも会社でも同じことなんだろうな。人間いつだって何かに属さないと生きていかれないから、社会性は大事だと思う。
何かと燃えやすい時代ですから、そういうささいな溝からつけ入られて刺される隙が生まれるもんね。みんなで仲良くして嫌な可能性は潰していきたい。2.5次元ってスチールウールくらいの燃えやすさだからo(^o^;)oぼっ🔥
テニミュで炎上という名のカタルシスは観せないで欲しいよ。がんばれぇー!
比嘉中は見ていて安心できるおかげで気が散ることなく集中できて楽しかった。
だからと言って燃えても恨みっこなしですよ!
楽しいものを見せていただいた事実はずっと変わらないので。しかし円盤がなくなるみたいな犯罪だけはやめてほしい(›´ω`‹ )
以下はあまり関係ないですが、私の感じたこと。
きらびやかな世界を少し覗かせてもらって思う。
若手俳優さんって「やってることアイドルじゃん」なんて揶揄もあるようだけど、近いようで違う気がします。
素人の意見で申し訳ないですが、「アイドル」って若さや性的なその人自身の魅力を売るということで。
「役者」は「他人(キャラクター)の人生を自身の肉体を通してアウトプットする」という仕事だと思う(演技できない素人なのに申し訳ないです)
アイドルだってセルフプロデュースで自分の像を作る努力の賜物なのかもしれないけど、どんどん若くて魅力的な子が出て来るから、アイドル的なやり方での限界は天井が近いと思う。
一応2.5次元は演劇なわけだから、キャラ解釈はつまり役の作り込みと想像力。
自分の価値観を壊して、キャラクターならどう考えるか、どう行動するか、悲しいときに泣くのか笑うのか……そういった紙やアニメーションでは表しきれない「if」の空気感を描くことではなかろうか!?(•ө•)
だから役者さんって精神壊しがちで舞台袖でげーげーやってる方いると言いますし。他人の人生を突き詰めて考えるというのは、それだけ精神的なエネルギーを使うということだ。すごいなぁ。
同等に考えているわけではないけれどオタクたちもキャラクターの価値観を愛しく思って、その先を想像して生み出したものがたくさんある。そうやってオタク産業や創作活動が盛り上がって巨額のお金が動いている。
許斐先生の握った筆で描かれたキャラクターに命が吹き込まれて、人の心を動かして、ひとりの人生を明るく変えることだってある。まさに無から作り出した有であり、想像力の持つエネルギーはなんて大きいんだろうと思います!!
だから役者さんは、キャラクターの命を自分の肉体に憑依させて現実に呼び起こす、傀儡みたいな存在だなぁと思う。
きっとテニミュ1stって紀元前の黎明期というか、2.5次元の礎を築いた伝説として不動の位置にあるものだと思う。
やっぱり当時は2.5次元ミュージカルにまだまだ冷たい視線が浴びせられていた頃ですし、コスプレの技術もパフォーマンス技術も荒削りな部分が目立っていた。
時代は移ろい「ミュージカル『刀剣乱舞』」など数々の2次元作品が舞台化され、イケメン俳優さんたちの活躍の場として2.5次元は一文化へと成長しました。
しかしそういった“混沌の歴史”を理解しているか否か、は大切なのではないかと感じます。観劇にもアウトプットにも言える。ありがたみも重みも違ってくる。
古い時代、私のような端くれのオタクですら偏見の目線を浴びる歯痒さはありました。「コスプレで仕事とかしてんの?草w」みたいな( i _ i )
どっちが悪いとかじゃない、オタクコンテンツと一般的な感覚、いつかはきっと仲良くできるし、技術やコスプレのレベルが追いつけば「バカにされるお遊戯」から「文化的コンテンツ」に昇華される日が来ると願っていました。
その中で歯を食いしばってやり通したテニミュ先人たちの覚悟は相当だったろうし、偉大だと思います。今でも現場で活躍されている方なんて特にそうとうな苦労をされたのではないかな。
眩しい光の中にいるときは周りが見えなくなりがちだと斎藤工さんが言っていたけど、ファンへのありがたみを忘れるということなのかもしれないな。
スポットライトってあるけど、自分にスポットが当たってる時って眩しくて客席も周りの子も見えなくなります。あと肌荒も飛ばしてくれるから盛れる。屋外ステージは客席がよく見えるけど、照明さんのいるステージの方が豪華だよね。
周りの表情が見えるのは別の人にスポットが当たった時。そのときはじめて、自分じゃなくて違う人にお客さんが夢中になってる顔がよく見える。そういうの、光の中にいるときはわからないものだ。
でもいろいろなパフォーマンスでもらった楽しくて嬉しい気持ちだけは本物😆
そんなことに想いを馳せるほど今回の比嘉中は素晴らしかったです(;_;)
好きなものに関わってくれた人たちを心から大好きなれて本当に楽しかったし嬉しかったし感謝してます!!
3rd比嘉中、ひと区切りの結びとしてお疲れ様でした🌺
本当にいいものを見せていただき楽しい時間をありがとうございました!!!
◾️公演情報
東京公演
日程:2018年10月18日(木)、20日(土)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
京都公演
日程:2018年10月25日(木)、27日(土)
会場:京都劇場