蝶のように舞い蜂のように刺す

作品へのありがたみを込めるお(^o^)ノシ 舞台・2.5次元ミュージカル・映画の感想備忘録。

【観劇感想】噂のドマステやで!脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」感想【ドラマダ】【攻めをお姫様抱っこ】

⚠Caution

・ゲーム本編のネタバレや成人向け、性的な内容が含まれています。
・18歳以上、成人向けPCゲームに興味がある方推奨の内容です。
・企業、関係者の方々とは一切の関係がありません。
・ファン活動の一環であり軽視する意図はありません。

 

 

 

12月28日(土)に品川ステラボールにて

『脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」』

(通称:ドマステ)

ノイズルート公演を観劇させていただきました。
腐女子必修科目ニトキラ作品のファンとして、作品に対する想いを含めた感想をしたためたい。う、う、ぅ

 

DRAMAtical Murder」PV第一弾

www.youtube.com


ボーイズラブはいいんだぞ

日本の離島、碧島
そこは夢の国よりもユートピアな、つまりワンダフル・ユートピアな夢の国(語彙力のない人)。
しかしこちとらボーイズ・ラヴを拝みにきてるんです、よっ。そこはただの島じゃないっ!ハンサム・ノンケホモが標準装備の、それはそれはユートピア!( ◠‿◠ )

そんな美しい島の中、蒼葉の暴露(スクラップ)を浴びたあなたはほおに流れる四角い結晶(バグ)を感じながら蒼葉のひざまくらでうずくまり、まぁるいおちり🍑に顔を埋めていることでしょう……


女性を抱いただけで満足していませんか?
ボーイズラブを通ってこそ一人前の男になれるんだぞ!

などと説得したら仕事仲間の友人(男性)がなぜか一緒に観劇してくれたので(ひとりで観るの心細すぎた件)その取材レポートも交えてドラマダ(ゲーム本編・舞台版ともに)の感想を書かせていただきたいです。


かなり昔に本編とリコネやってちょっとCD聴いただけなので、もし知識が間違っていたりしたら大変申し訳ございません。

 

【友人スペック】
はじめてプレイしたエロゲ:「夜明け前より瑠璃色な
ニトロプラス:何本か履修済み。
はじめて触れたBLの概念:「今日からマ王」の小説を読んでいたら友達から「それBLだよ」って言われてびっくりしたとき。※BLではない

 

www.nitroplus.co.jp

 


■ドラマダって???

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DMM配信は2020年1月5日(日)まで!



「DRAMAticalMurder/ドラマティカルマーダー(通称:ドラマダ)」は2012年に発表されたボーイズラブ系アダルトゲームです。それはつまり、えっちなゲームです。

男性向けアダルトゲームを中心に手がけるNitroplusニトロプラス)”から派生した女性向けBLゲームブランド‘’Nitro+CHiRALニトロプラス キラル)”が発表した本タイトルですが、同社代表作「咎狗の血」に遜色ない人気をオタクのお姉さんから得ました。

個性豊かな仲間たちと共に巨大な謎に立ち向かい、困難を乗り越え、選んだ相手との信頼を築いていくサイバーアドベンチャー
内容がしっかりしてるため、プレイ序盤は「この人たちが本当にえっちなことするんスか?」とマウスを握る手指がガタガタ震えてしまう。

 

PC版(成人指定)

www.nitrochiral.com

PS Vita版(R15指定)

dmmd.jp

 

ラマダの代名詞ともいえるのが、そのファッショナブルな世界観です。

沖縄、長崎、歌舞伎町、台湾、シンガポールetc.数々の名所から奇想された架空の“碧島”が物語の舞台。碧島は日本列島の南西に位置する島で、かつては緑豊かな島でしたが、東江財閥の買い上げと開発により、貧富の差から生じた多くの社会問題を抱えています。

エンタメには非日常感に入り込めることが不可欠だと考えているのですが、ドラマダ(ニトキラ)は非日常を感じさせつつも、置いてけぼり感はなく世界にコネクトさせてくれる演出がとてもお上手です。
それを実現するのが色鮮やかでハイセンスなキャラクターデザインとグラフィックです。ほにゃららさんのイラストが織りなすうっとりするような世界は、PC前に座るオタを日常から切り離し、調教ミュージックでトランスさせ、黒ヘビで絞め殺してくれる(´;ω;`)ウゥゥ

 

基軸となるニトロは人気シナリオライター虚淵玄さんが取締役を務める実力派ゲームメーカーです。私自身、鬱々としつつも人間の深層に斬り込む慈愛にあふれた虚淵さんシナリオの大ファンです。
ニトロから派生したニトキラはその実力をしっかりと受け継いでおり、平成オタク文化の一翼を担うBLゲームブランドとしてファンからの厚い信頼を得ています。

遠い昔の話ですが、ニトキラBL第一弾咎狗の血」で女オタクが受けた衝撃といったら……あの時の盛り上がりを私は生涯忘れられることはないでしょう(/ _ ; )(今風に言えば沸いたー)


ゲーム専攻オタクではなかったので知識が深いわけではないのですが……実力派のニトロが女性向けのBLゲームを発売するということでオタク界は舞い上がり、当時えっちなゲームをプレイできる年齢でなかった私はとても悔しく、えっちなゲームがしたくて床に突っ伏して泣きました(かわいそう……)

 

「ドラマダ」はBL作品だということが信じられないほどのハイクオリティな内容でした。本業:オタク、腐女子 という長年の経験の中で、これまで目にしたどの名作ボーイズラブ作品よりもスタイリッシュでかっこいい
美麗なグラフィック、安定した実力の声優陣、なによりも構築されきった独自の世界観に引きずり込まれる感覚は、プレイヤーに非現実空間を提供してくれる「ゲーム」として理想の形を提供してくれると感じます。

Fate」「Kanon」等エロゲの領域を超えて評価される良質な作品が生み出されていた男性向けエロ界に比べて、まだ発展途上にあったBLゲーム界の中で、ニトキラは際立った異彩を放っていました。
ラマダ以外の作品は咎狗の血」「Lamento -BEYOND THE VOID-」「Sweet pool」を通りました。私の主観ですが人気は咎狗、ドラマダ 、ラメントの順番かな? という感じです。コスプレ的なブームは衣装がぱっと華やかなドラマダだった印象だけど、二次創作におけるドラマダは画力が追いつかなくて敷居が高いのかも。スイプはニッチな大人層向けな印象。

咎狗を経てからしばらくオタクを中抜けして一般モブ女としての生活の中で吸収したジェンダー承認欲求が落ち着き、オタクに出戻りしました。性癖? をぶり返したタイミングでふたたび良質なニトキラのBLに再会したときは心ときめかせました。お世話になりました。

 有識者の方と比べれば勉強不足ですが、腐女子としてオタク黎明期を過ごし、腐女子通過儀礼として通ったニトキラ作品が大好きな自負は多少ありありのありo(^o^)o

 


ていうか、いにしえのオタクだから作品に絡めた歌詞で構成されたテーマ曲とか使われるのに弱い。
ラマダは本当に楽曲が素晴らしすぎますね(^O^)
「AI CATCH」の歌詞がドラマダの世界をすべて表していて本当にアがる、や~~~っ⤴⤴マグマおにぎり

 「さぁ飛び込むんだ少年よ 目を合わせて青く光る道を抜けて
初めて目にしたイカれた世界でも 互いを信じて見失うな」※あいまい翻訳

どんな場所で何と出会うのか、それが間違いかどうかだって飛び込んでみないとわからない。

駆け抜ける中でぶつかった分岐点を選択し続けて、その先にあった現実に傷ついたとしても、何度でも立ち上がって楽しんで生きよう。そんな蒼葉の価値観を表現した最高楽曲!

 

■人類総受け蒼葉は平成BL界の希望

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瀬良垣蒼葉



蒼葉、えちえちす///照
ニトキラの受けは特別な存在で、聖と性の理想の集合体です。私にとってアキラや蒼葉などのニトキラ主人公は、共に平成に生まれ共に平成を歩んできた信頼できる友人であり、ヒーローであり、時代の寵児でありました。


ジェンダーから一歩抜けた先をいく“個”を尊重する。平成という時代の価値観を反映したBL受けだと思っています(で、出! 重〜〜〜!)

ノイズルートでノイズが言ったセリフ
「俺、男じゃなくて、蒼葉が好きなんだけど」
という箇所に、世情をのせたボーイズラブ観が集約されているのではないかと思います。このセリフ1番好きかも。
言葉を選ばず言わせていただけば、平成前期にメインだった「少女漫画のヒロインをかわいい男の子にしただけ」みたいなジェンダーレ●プBL作品が苦手。「男の子はそんなこと言わない」「飛影はそんなこと言わない」ってなるもん。

 

普段の生活では女として生きることに誇りを持って明るく楽しんでいる女性でも、ときどき女というジェンダーに疲れることがあると思う。
それは男性も同じかもしれないけど。だからこそジェンダー抜きにして“個人”を愛し尊重し合う良質なBLが染みる……

これから良質なエロ作品が輩出されて男性もBL作品を好きになれて楽しめる文化的に解放された時代が来たらいいのにって願ってる。
「男らしさ」「女性らしさ」を押し付けられるような場面が多々あるこの社会にお疲れ気味な我々にとって、アキラや蒼葉みたいな受けちゃんが登場したことは本気で嬉しかったです。男前でかわいくて、でも女々しいわけではない。すごく優しくて懐が深い聖母みもある。吸収の速さ(対人、対困難、対えちなこと)のハーモニー。受けのポテンシャル高すぎる、最高のボーイズラブ・姫(ヒーロー)。

蒼葉みたいな子は現実にいないって知ってるんですけど笑
彼はある種の、われわれの身勝手な理想という欲望をのせた偶像崇拝であるのかもしれない。
そんな偶像を舞台の役として演じるのはとても難しそう。

昨今の2.5次元舞台ブームの波にのりドラマダの舞台化が決まったとき、失礼ながら可愛くない子に蒼葉やられたらやだわぁぁぁん!とオタクをこじらせた部分が暴れましたが、永田聖一朗さんはちゃんとかわいいと知っているのでやった〜٩(ˊ࿀ˋ⋆)وと手のひら返しでした。
テニミュ比嘉戦で菊丸英二を好演してくれた彼の演技が大好きで信頼がありました。発表と同時にビジュアル写真があるプレスリリースは安心しますね。

 

しかしながらエロシーンを描く舞台をやるとなったとき、舞台化に対する不安がありました。
これはあくまで私の価値観なんですが、見知らぬイケメンの生のセクシーシーンは気分悪くなるから見れないかも。いっそのこと知ってる人がいい(?)みたいな感覚。ボーイズラブ作品の脚本は女性作家さんじゃないと売れない」、って定説と似た禁忌性な気がする。
純粋にイケメンが見たいならもっと他の機会があるんだもん。お金払って割り切るなら今は男性アイドルのイベントやホストや女性版風俗まで充実しているし。

もちろんその手のダイレクトな方向性が嬉しい子だってたくさんいるだろうけど、女の子のセクシーは大歓喜なのに身勝手ですねぇ申し訳ない(;O;)
男性側から性を餌にされると引いちゃうのかな。性癖の解釈違いってこと。だから蒼葉ちゃんが知ってる人でよかった信頼感(それはそれで申し訳ない感じ)

 

蒼葉役の永田聖一朗さんはよきですぞ!突然の武士語オタク
ミュージカル テニスの王子様」に出演していたときから永田さんよかったです。菊丸英二という一歩間違えたらクソ寒くスベってしまうあざといキャラクターを見事に演じてくれていましたし、共演者が爆笑ギャグ等をかましている際にちょっと後ろで薄い半笑いしてる冷静さなどが好ましい人物でした。違ったらごめんちゃい!
可愛さの中にちょい黒い男らしさのある逸材だと思います。演技に関しては明るくないんですけど、若い役者さんの中で憑依型の演技が好きだし実力のある方だと思います。白い方もいいけど黒い方? の演技が好きかも、蒼葉も暴露モードが好きだったー! 狂気よかった!

暴露モードの切り替えやえちえちシーン、シナリオ分岐した複数公演など本当に大変そうな役でした。ちゃんとかわいいのに男らしいというポテンシャルで見事に蒼葉を演じてくれてありがたみ。お肌も瞳もきれいですね。


永田さんは世界観作りのためかいろんな男から狙われ(?)ており、配信や挨拶でも「蒼葉は俺のモンだ」「は?俺のだけど」的なドタバタトムジェリ風もくもく土煙の中でケンカみたいな空気があってウケた。
全方位(攻めたち)に不公平さが出ないように扱いや言葉選びに配慮するヒロインっぽさがSNSにも自然とにじみ出ていて(誰かを特別扱いすると野郎どもがケンカしちゃうから?)、総受け経験で不思議な現象を目撃した感が楽しかった。蒼葉もこんな気持ちなのかなo(^o^)o
メディアミックスな楽しみ方を提供してくれてありがとう。プロの総受け。お疲れ様でした……!

【友人のコメント】
・やっぱり顔がかっこいい
・おしりが綺麗
・細い
・声が男の子でびっくりした(男の子だからね)

 

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あんまり顔が見えなかったから、調べてちゃんとチェックする友人


■ノイズぅ×蒼葉(ノイ蒼)

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ノイズ

大好きなんですよ(食い気味の早口こわオタク)。
おねショタが性癖なため毎度好きになる路線でした。ニトキラ外さないね年下攻めポジ。とてもありがたいし助かる。
ノイズ、お風呂場からおいでーって呼んだら裸でトコトコ走ってきそう(蒼葉が普段から呼んでる)赤ちゃんがかぶるポンポンの帽子かぶってるし、赤ちゃん。
ルートはノイ蒼のハッピーエンドが1番幸せな気持ちになれる、だいすき、♡ℓσνє♡

 

ノイズぅは意外とかわいいもの好きでオールメイトのウサギモドキ(ミドリ)がかわよすぎる。実は寂しんぼなノイズちゃん自体がうさぎちゃんだネf^_^;)

陽キャに見えて陰キャだし、Sっぽく見えてたぶんMだしギャップ最高。経営者は下から突き上げられるのに耐えられるドMな方が多いからノイズぅも出世しますよ!個人的判定です。
散々Sぶるくせに蒼葉に痛いことするのはヤダ……みたいな根が優しい感じも幼女すぎる(つд⊂)ゴシゴシ 攻めだけど受けだし(※攻めです)ラマダで1番いい男だと私は思ってます。7年ぶりのノイズもいい男だったお。

 

そしてノイ蒼の蒼葉は包容力があって1番好きな蒼葉です!!性格いいと思う、私の考える性格のよさを詰め込んでいる。
特に、親との関係に確執を抱えるノイズに対して、親への肯定的な思想を押しつけないところが好き。
世の中いろんな家庭で生まれ育った人がいるもので、蒼葉は親がいなくて、“親”に幻想を抱いても仕方ないはず。でも育ちの良さへの有り難みとかいまいち分かり切ってなかったりやや甘いところのあるお金持ちボンボンのノイズを責めるわけでもなく、子供っぽさを受け止めて励まし続ける。

ノイズの立場からしたら、ひとりっきりであがき、もがきながらサイバースキル身につけたり努力してきて、それで「親に感謝しろ」とか言われるのすごく辛いと思うし。

親は役割としての親とは別の人間なわけで、ご家庭ごとに合う合わないはあって当然じゃないかな? と思う。蒼葉って自分の価値観を押しつけないで相手の立場に寄り添える優しさを持ってると思う。

 付き合う男性で性格が変わる蒼葉、真っ白なキャンパスのような清廉さがありながら芯が強い、♡ℓσνє♡
ノイズと付き合ってる蒼葉って母性強くてマブぅ激マブぅ!蒼葉さまー!ってギャン泣きして床に寝そべってその泣き顔のまましゅうううんって床にめり込んでウサギモドキのドット絵になっちゃうよ(╹◡╹)

そして楽曲が素晴らしすぎるドラマダの中で「your reply」が1番好きな歌です!
まさにノイ蒼の人生。青と金の髪に太陽の光が当たって緑色に混ざった光であふれる道を歩くふたりの後ろ姿が網膜に浮かんでくるようです。

ふたりの未来に胸がいっぱい、、、ノイ蒼昔よりずっとずっとだいすき!!!

また、素晴らしいノイズだった富園力也さん!
声も所作もオーラも何もかも似ていてすごかった!キャラ厨発動。・°°・(>_<)・°°・。ウェェエェェェ
ノイズ萌えの要である色気と生意気さを兼ね備えた声優さんの話し方に声質がそっくり。地声違うっぽいのに技術が本当にすごい!
周りの有識者の方々が全員褒めていた噂のノイズだったから正直その評判が気になり劇場に足をはこぶ後押しになりましたが、噂通りよきよきノイズでした。顔立ち関係なく内側からにじみ出る感じのSみがめっちゃいい!

ノイズは典型的な女にモテるタイプだと思うんだけど、モテる人・遊びなれてる人って男女共に色気があって、それってえろいことになっても動じないからだと思ってる。無言の不自然な間にヘラヘラ笑ったり、目が合っても逸らしたりするのは相手にのまれてしまっていて色気がない。
モテる=自分のペースを作るのがうまい人だと思うので、ノイズが遊びなれてるとかじゃないけどノイズは肝が据わってて、年上の蒼葉相手に決めれる所は締める。富園さんも凄いそれが出来ていてよきノイズでした!

ラマダ全盛期のコスプレイヤーさんはクオリティが高く、過去にイケメン(女性)ノイズレイヤーさんのお尻を追いかけていたオタクの観点からして、ただ若くてイケメンなイケメンにノイズの着ただけコスプレやられたらしんどい……と失礼なこと考えてたんですけどちゃんとSみと色気がもれだす傍若無人な度胸ありまくり最高ノイズで沸いたーーー(^o^)ぷぴー(^o^)

 

観劇した公演はノイズルートの千秋楽だったのでエンディングと挨拶を終え、会場は大盛り上がりでした。
(5000回スプラッシュマウンテンレベルのエンタメだったな… ※体感したアドレナリン数値のこと)
拍手喝采の中、私はえちシーンで乱れた精神を整えるためにロシアの格闘術システマの呼吸をしていた(えちシーンのとき恥ずかしすぎて顔抑えてずっとシステマの呼吸法をしていた)

システマ (格闘技) - Wikipedia


しかしとつぜん会場に悲鳴が走る。

腐要素があったとき特有の「ふひぇきぁぁ!」という沸き声であった。
私が脳内クラッシュ劇場へ意識を戻せば、ノイズが蒼葉をぐいっと引き寄せ、どっきりキッス💋をかましてたーー(´;ω;`)で、出〜〜〜!若者こわいおぉ
「あっ!ちゅーしたンゴ!」
崩れ落ち叫んだ私は、ふたたびしずかちゃん恥じらい指の隙間から覗き見ガチ照れ過呼吸に戻ったのだった。ロシアの呼吸法システマしないと無理だよこんなの……私のいくじなし!立ち上がるのよわたちー!

 

挨拶終わったあとのまじめな雰囲気を突き崩して、いきなり先輩の役者さん相手にちゅー強奪できる度胸あったら、この先どんなことあっても乗り越えていけそう。開拓者すぎる。「やるねー♪」すぎる。「やるね、彼」すぎる。攻め様。凄い人、尊敬するっス。助かる。

直視できない自分のヒヨり童貞っぷりに落ち込んだわ、、、

【友人のコメント】
・(1幕終了後、どのイケメンが好き?に対して)パソコンカタカタしてた人がイケボだった(おめでとう!ノイズルートの回です)
・えっちなところで、ノイズが「ゴム越しに感じるぬくもりが……」みたいなこと言ってて、蒼葉をちゃんと大切にしてるんだなと好感を抱いた(そんなこと言ってたっけ?妄想???)
・危ない犬がいっぱいいて危ないのに、逃げてすぐノイズが蒼葉に手を出し始めて危なかった。まだ近くに犬がいると思った。俺なら集中できない。
・ノイズの触り方が勉強になった(よかったね)
・(「アンタも身体目当て?」というノイズのセリフに対して)こいつ童貞じゃないのか!他の穴にはいったち●こを蒼葉にいれられるの無理、処女厨だから(蒼葉も女の子と付き合ったことあるけど処女厨には黙っておこう)
・入院中にエロいことしてケガ大丈夫?

 

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おみやげで缶バッチを買ったらノイズをジビキした友人


■クリア×蒼葉(クリ蒼)

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クリア

蒼葉ストーカーかと思いきや哲学のBL。
中も外も綺麗なホモ( •̥ ˍ •̥ )涙なしでは見れないヨー。

クリアルートをプレイするするまでは「何やったんあいつ」で終わる変人なんだけど(変な人好きだからクリアは好き)

初見で確信したヤンデレみは存分にふくませつつ純度の高いメンヘラ。ゲーム初見のときにこの人絶対にメンヘラ枠じゃん!!って確信したんだけどあのオタク特有の勘って何なんだろう。
メンヘラと純粋さは遠いようで紙一重なもので、世間知らずだとメンヘラになりやすい説ある。だからクリアもBADでちゃんとメンヘラ化できるんだヨー!

 

クリ蒼は、“経年”の残酷な美を知っているカップリングであると私は思う。

Mr.Childrenが「sign」で歌っているように、「緑道の木漏れ日が君に当たって揺れる 時の美しさと残酷さを知る」……そんなキラキラした情景が網膜にぶわっと浮かび上がってくるような哀愁がルート全体に流れている(;_;)カップリングBGM選定オタク奴


クリアは掴み所がなく透き通ったクラゲのような男の子だ。ぷかぷか漂って、世の中の汚いもの何も知らないかわいくてちょっと哀れな子で。綺麗なまんまおじいさんの目に見えない愛に守られてきたクリアにとって、生きることは想像より辛く、美しいのかもしれない(涙o涙)

てかクリアルートほんとよすぎる~~~~(T_T)鏡の裏のくだりとか、絶対涙なしでは見られない。。。

クリ蒼はニトロの血筋でいえばナノアキ(by咎狗の血)なのだと感じます。私は昔ナノアキ本命の腐女子だったのでやっぱりクリアにも似たような「見捨てられない」って気持ちを抱きます。クリアは騒がしいけどo(^o^)o
何の罪もないのに救ってあげなかったらクリアは永遠にぷかぷか彷徨っているわけで、じゃあ誰がクリアを助けてあげるんだ……ってめちゃくちゃ苦しくなる(;_;)どんな形であれクリアが幸せだと感じられる顛末を迎えて欲しいし、たとえ蒼葉に寄り添えない人生をたどっても、いつかクリアの元に救いの道が拓けますようにと願わずにはいられないよ。


クリアは機械だから歳を取らないし死なない。だけど人間である蒼葉は歳を重ねて、いつの日か必ずクリアを置いて先に逝ってしまう。
人間はあたりまえに歳を取るから老いが悪いことのように扱われることが多い。でも歳を取れるのはある一方では幸せなことなんだと気づかされる。どっちか片方だけ歳を取るなんて残す方も残された方も辛いよね。

ずっとひとりぼっちだったクリアだけど、蒼葉という光を見つけて青く輝く道を見つけて、その切り拓いた先に見えるものが絶望と美しさという相反するものだから、なんかもう怖くてたまらなくグッと来るんだな。生きるって簡単じゃないけど素敵だね。

生きてればいつか必ず死という別れが2人を分かつもので、瞬間を積み重ねていくしかないのは機械だって人間だって同じことなんだけど、生きてるうちに忘れてしまって、現実では具体的で所帯染みた側面がないと生涯を寄り添って歩んでいくことは難しい。
だからちょっとだけ、クリアと蒼葉のやってることはお子ちゃまのおままごとみたいな面もあると感じる。だってクリアの中にあるものはただ蒼葉と一緒にいたいっていうピュアでまっっっさらな愛なんだよね。ほんとクリアって名前そのまんま。

だからピュアなものだけで構成されるクリ蒼は本当に尊いBLファンタジーだと感じる。男同士で、機械と人間で、困難を乗り越えた100%汚れのない美しい愛情だからすごくキレイなのかな? ありきたりなテーマだけどしっかり構成されててキラキラはかないイラストも泣けて大作文学かよ……
B☆Lの最高さを詰め込んだ概念のカップリングだと思う。


クリ蒼の蒼葉は積極的でちょっと海外の人みたいにoh yeah系であえぐのわかるーーとなるし声優さんのプロの演じ分けが素晴らしい!クリ蒼もGOOD、BAD含めて好きなルートです。

クリア役の山縣悠己さん、120%クリアに一致してるコピーレベルで凄かったです。SHOWROOM配信のときからずっとガスマスクで顔を隠されてたから隠れたもの見たさでクリアルート特有のワクワク感エンタメが体感できたのよかった!

クリアの概念はオタっ子ちゃん><のソレなんですけど、オタっ子ちゃん特有の変テコな動きが上手すぎて、どしどし(((o(*゚▽゚*)o)))的な動作が完全にうるさくてクリア動きうるさいw
クリアが現実にいたらヤベェ奴認定不可避って気づけて本当に楽しかったです。やっぱりクリア好きですねー。クリアみたいな人いたら月1くらいで会いたい。週1はお腹いっぱい。
声もそっくりでした!名演、すごい!

【友人のコメント】
・不法侵入してるマスクは最後まで何なのかわかんなかった(そうだね)

 

■蓮×蒼葉 (蓮蒼)

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カップリングとしての蓮蒼がまぶしすぎて……正妻本命って感じで貫禄があります。
オールメイトを攻めにするっていうオーソドックスでありながらもついついおまけ感が出がちな擬人化展開ですが、まさかの真相エンドに持ってくるニトキラのセンスぅ、ぅ、にゃん。。。


しかも内容が厚い、その人気や反響はオタク向けSNS等を通したカップリング・ファンの数に出ていると思う。私の記憶だと蓮蒼が1番人気だった気がする、当時は私も蓮蒼本命だったはず。
アイドルへの投票数はファンからの愛の数。積んだチケットの枚数はファンからの献身の数。えっちぶっくの発行数はキャラクターへの敬意の数だと私は思っています。あくまで公式さんにはファンアートの領域で黙認していただいていることなのですが(;^_^汗汗滝汗 私は薄い本に生かされているので。。。


蓮蒼は最強!って感じのカップリング。さすがオタ抜け後にオタク復帰して変態として一皮向けたネオ・わいがえっちな同人誌を買い漁っていたカップリングなだけあるなと思いました(?)。神の蓮蒼本をげっちゅしにせっせと専門店に出向いていた頃が懐かしいです(/ _ ; )

蒼葉に触りたいけど、セイの身体でそんなことしていいのかって葛藤する蓮が真面目ないい奴すぎる。でもちょっとその気持ちはわかるかも。人間って少しだけずるいことしないと幸せにはなれないのかもね。蒼葉がこれからちょっとずつ蓮に人間らしさを教えてあげるんだろうなぁ。いつくしみたっぷりに蒼葉を見つめる蓮の笑顔のスチルが大好きです。

山﨑晶吾さんはテニミュの滝さんをやっていて存じ上げていましたが、正統派の美形なのでがっちりファンがいる印象です。貴族っぽい美形ですよね!

隣で並んでいた女性にお話を伺ったのですが、山﨑さんのファンの方でした。BLゲームはプレイしたことがないとのことでしたが、山崎さんの出演した舞台は全部観ていると仰っていました。
ちょっと強烈なテーマの舞台なのに現地までお客さんを遠征させて引っ張れる力って本当にすごい才能や努力ですね。コスプレが映える華やかなお顔立ちが印象的。

【友人のコメント】
・蓮(犬)が本体で人型の概念が喋ってるってのは初見でもオタクの勘で理解できた(さすがだね)
・荷物運んでるって言ってたから脇に挟んだ犬が荷物かと思ってたら、使い魔だった(オールメイトね)
・蒼葉は蓮がいないとパワーが出ないメダロットの使い魔的な感じかと思ってたのに、ノイズを持ち上げたからびっくりした。なんで犬がいないのにパワーが出ているんだ?(使い魔じゃないからね

・マッチョ

 

■ミンク×蒼葉(ミン蒼)

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ミンク

ミン蒼はバイオレンスなシーンがあったりと大人でガチ照れしてしまい、さすがの腐女子もモジモジ(´ω`)

プレイ当初の感想は、「わからん……」でした。
なんで蒼葉がミンクを好きってなったのかも追いかけていったのかもわからん。蒼葉ドМすぎやん……とおどろき。しりの青い子供には早すぎたミンクさん><

倫理観を抜きにすればモブ描写は得意分野なのでこういった供給は助かる。


性癖と理性がぶつかってもうやめたげてよぉ蒼葉がかわいそだよぉぉ。゚(つД`)゚。うぉぉあぉぉぉって何度も中断するルート。

いろんな部分にガチ照れかましてしまうので、7年経った今でもミン蒼はまだあまり掘り下げることが出来ていないルートですが、もう少し時間が経ったらじっくり2人の関係性や過去や未来、蒼葉の気持ちの動きを受け止めていけるのかもしれません。

ミンクさんは大人の男だからわかりにくいし蒼葉を突き放し続けるけど、1回懐に入れたら蒼葉なしじゃ生きていけなくなっちゃいそうだよね〜。
押しかけ女房な蒼葉テラ乙女す。なんか蒼葉の女性性が強いルートではないかと思います。俺、蒼葉のそんな顔見たことなかった。蒼葉は付き合う男によっていろんな顔を見せるんやな……
現実の女性も付き合う男性によって気が強くなったり可愛くなったりするけど、蒼葉をしおらしくできてしまうほどミンクさんがいい男ってことですよねぇ。でも蒼葉が究極に幸せなのってミンクとの良妻エンドなのかも? と思ったりします。

ミンク役の八巻貴紀さん、テニミュ樺地をやっていた頃から大好きです。
顔とスタイルがよすぎて好きですし、今時の若手俳優さんっぽくない土っぽさ? 男らしい感じがいいですよね(^^)/
ミンクが想像よりずっと似合ってて沸いた。ミンクって元コスプレイヤー的観点からしたらめちゃくちゃコスプレ難しそうと思うんですけど、ハマる人にはかっちりハマるやってて楽しそうながっつりキャラコスプレだと思いました。
股下5億メートルの足。腕の筋肉がミンクそのものすぎた。これキャラファンの人しんじゃうんじゃないか??? と心配になるパーフェクトバディーで助かりました。


えちシーンは有識者の方によるとがっつりオトナだったと聞いたので、もし舞台のミンクルートを観てたらガチシャイ出てしんでた。。。心臓がもたん。他の有識者の方の感想をチェクしたいと思います。・゚・(>д<)・゚・。オタっ子ちゃん顔文字

【友人のコメント】
・シナモンの、香り?(シナモンの香りなんだよ)
・最初のえっち展開がモブでびっくりした
・本命の前にモブシーンは処女厨としてショックだった
・どうせ犯されるならモブじゃなくてミンクがよかった(ミンクならええんかい)

 

紅雀×蒼葉(紅蒼)

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紅雀

私は昔から感想ブログが大好きで、感想ブログにマジトーンのマイナスなこと書くのは誰も幸せにならないしテンション下がるしファンの役目じゃないと思うし書かないようにしているので、これは純粋にゲームプレイしたファンのだべりとして受け取っていただければ幸いというか、役者さんはめちゃくちゃよかったのを前提として。。。

ゲーム等で複数のキャラクターがいるとどうしても個性の中で”地雷”というものが生まれてきてしまうものでして。制作サイドがしっかりキャラクターの人格を掘り下げた結果生まれた人間同士の趣味嗜好の相違だと思っているから、悪いことではなく。
※めちゃくちゃいっぱい前置きの言い訳する人

 

紅雀は、天敵……(^O^)

紅雀は本当に美形でかっこいい。兄貴分で頼りがいがあるし性格がいいと思う。
でも怖い、怖すぎる。
からしたら畏怖の対象でしかない。


まず、心配性が怖い。うたプリの音也か??? レベルでちょっと連絡取れないだけで蒼葉に鬼着信を残すの、怖すぎるのでやめてあげて欲しい。美形だから余計になんでや??? とたくさんの疑問符で圧死する。
私の恐れる天敵は「兄貴分」だから、それはもうどうしようもなく仕方ない。男の人のヤキモチってかわいいな♡ ってなるけど、兄貴分ってダサいところ見せれないからか意外とウジウジしてくる。兄貴分地雷なんだよおぉぉあぉぉ


ノイズも盗聴型ストーカーだけどノイズはかわいいからえこひいきしてる♡年下かわいいから全部ゆるす♡紅雀お兄さんなんだから束縛はがまんしなきゃだめなんだぞ。

紅雀ぜったいががっつり好きなファン層いる人気キャラですけどね!!

ラマダは攻略キャラが少ないしスタイリッシュなので地雷はないのかなぁと思ってたし、当初は紅雀が主要ルートっぽいのかなぁって予想してたけどなんか想像してた性格と違った。優しそうなのに……って表面の奥にかすかに感じる違和感、これはニトキラのゲームなのだから、ケイスケ(by咎狗の血で学習してないんか自分?! と今ならわかるが、これはニトキラのゲームので、そういうことだった。

 

この「むむっ?(^○^)」っていうかすかなものを嗅ぎ取る勘は現実生活でも生かされていると思う。ニトキラに感謝それな。

親身だし物腰柔らかな気のいい兄ちゃんだったが、序盤から感知していた嫌な予感がところどころ噴出し、束縛モラ気質が怖くて頭を抱えた私はうずくまって実家の窓から飛び出したぉ。
ああいう過激な女ファンがいる人めっっっちゃ怖いから……蒼葉との関係がバレて蒼葉が2ちゃんで叩かれたらどうしよう、無理やり髪切られたらどうしようとか思って頬を一筋の涙がつたうっ。平成の価値観失敬👍

 

あんまりメンヘラじゃなかったけどちょっとだけきもちわるかったね、紅雀。ラブホみたいな部屋住んでるし、蒼葉の髪の毛保存されるし。
えっちなことする? って流れのときも紅雀がヘタレかまして、画面の前で「ばかたれぇ! いくじなし! いくじなし!」紅雀のしりを叩いていると、蒼葉がリードしてくれていて助かる。蒼葉テライケメン。

でも紅雀って現実だったらリアルにいそうなタイプじゃないですかねぇ? 私の周りだけかなかな?
自分の価値観はたぶんノイズ寄りだから紅雀の考え方とすぐぶつかって水と油なのは仕方ないのかもしれない。。。
さんざん心がかき乱されて疲れ切ったあと、もしかして紅雀のことけっこう好きなのかも……? と思う奥深いキャラクター。嫌いじゃないんだよね。そんなに顔が綺麗でかっこいいのになんでそんなおじさんみたいな性格に仕上がったのか、意味不明。

小波津亜廉さん、よかったです!!友達の好きなうたプリの俳優さんってことで存じ上げていました。
紅雀の頼りがいとかハンサムとかいい上澄みを凝縮した美しい紅雀でした。
着物に合わせてお辞儀や振り返りの所作に優雅さを取り入れていてしっくりキャラクターとして空間にハマっており、リラックスして観劇できました。お顔立ちや上品さが昔の歌舞伎役者さんみたいですね。笑い方とかもすごい紅雀っぽいニヒルな笑い方で、書いていて気付いたけどお芝居が上手な方なんですね!
配信等でもきちんと段取り踏んだりコメントを拾って会話を広げ若手のアシストをしたりしていて社会性が高いので、どんな環境でもお仕事が出来そうな優秀な方だなぁと思いました。

【友人のコメント】
・くじょう、ゲイっぽかった(紅雀ね)
・何個かクサいシーンがあった。男はそんなこと言わない。でも冷静に考えたら俺もああいうこと言ってるのかも……親近感

 

■ミズキ


ミズキはBLエロゲというドラマダの世界を下品になりすぎないようにスパイス的に引き締める聖域だと思っているのですが、舞台でもその役割がいきてて評判通りよかったですお(^o^)

ミズキが持っている誠実さとは、『足るを知る、足らぬを知る(知足者富by老子)』という姿勢だと思う。その考え方は人生にとても大切だと感じます(`・ω・´)キリッ


ミズキという男性は考え方に共感できる点が多い庶民派の聖域で、等身大でプレイヤーに寄り添っているようでありながらもやっぱり幻想に生きる理想像なのだろうなぁ。

ミズキはとても人間臭い人で、弱さも強さも持っている。
弱っちゃったミズキ闇堕ちペルソナモードのときの泡吹いてるスチルめちゃめちゃえっちだし……好きだし……●REC ●REC ●REC
自分のペルソナ(仮面の中の本音)の声を聞き、弱さに直面することはとても苦しい。でも乗り越えれば強くなれるし、それはいわゆる“挫折”であって、道のりの途中でくじけ傷ついたことがある人にしかわからない領域というのが人生にはあるものだと思う。

ミズキは優しいからモルヒネにつけ入られる隙があるけど、自分が置かれた状況でたくましく生きようとする気っぷりがある。だからあれだけがんばって築いたチームや仲間を大切にしたくて、守りたかったんだね。
「みんなと家族みたいになれたらいいって゛ぁぉ゛ぉ゛ぉ゛」的なセリフ本当に好きだなぁ。ゲームやり直してもうるうるしたけど、舞台でもじわっときてしまった。


蒼葉がミズキのお見舞いに行ったとき、暴露(スクラップ)に失敗したことを謝る蒼葉に対して、「蒼葉のせいじゃないよ、乗り越えられないのは俺自身が悪いから」みたいなこと言ったミズキがすごくしなやかに強くて大好き。
逆境にもめげずに自分を省みて前向きになれる点がすごく清らか。でもそんなひたむきな姿勢ってなかなかなれないなぁ。そういう人は追い風が吹いてミズキ自身が納得できる幸せを手にできると思うよ。
ミズキはあのメンツの中ではすごく地味なんだけど、体でもなく心でもなくすべてが清楚な人ですね。清純派アイドルかな? つかどう考えてもミズキって受けだよね?? ※それは個人の性的嗜好では???
ミズキはえっちぶっくでも襲われ攻めの印象……

 

以下は個人的主観の感想でしかないが、ノーマル蒼葉とのミズキルート? はその手のスチルがあるかないかは置いといて他ルート的なガチエロカップリングではない聖域だと思ってる。だけどドラマダ史上最高峰にセッ●スを匂わせるリアルないやらしさがあり、腐女子は予期せぬ砲撃に泡を吹いて気絶する。


特に入院中のうさぎのりんごイチャつきシーンなどがそれであって、恋愛っぽさが若者のセック●臭くてあまりにも現実すぎて、夢の世界にいたのに急にリアル感やってきて苦しい。さわやかに笑う2人のスチルを眺めながらかなり具合が悪くなり私も入院してベッドにもぐってガタガタふるえだす……

ひと思いに殺して(えちなことして)欲しいというまな板の上の鯉的な心持ちで挑む腐女子であるからに、意気揚々すけべプレイヤーの身からすればストレートにセ●クスに持ち込まれた方がいくぶんか救われるのですが\\٩(๑`^´๑)۶////
ミズキルートの2人は恋愛っぽくなる流れ(ルート的にはカップリングではないのかもしれないが)がかなりノンケ寄りで、おそらく2人とも元々ノンケだし、生々しすぎるの!
このままいい感じになって距離が詰まり……ミズキの家でセック●して……こんな子供みたいな2人が……●ックスを? と意識が白んで泡を吹いて気絶する(それはあなたが歪んでいるだけでは??)
まさかのミズキに揺さぶられる、おもちろい。
さわやかな人たちがえちなことをする流れの性癖耐性がないのでショックで泡吹くけど、ミズ蒼は百合でかわいい。

声優さんの演じ方が頼りがいの中にしなやかな清らかさがあって、声だけでミズキの性格すべてを表現してしまえるその技術、最高にもうほんと(とても素晴らしい)。

テニミュで平古場凛をやっていた岩城直弥さんが好きなことがきっかけで今回のドマステを知ったのですが、声と喋り方と立ち姿すごいミズキでした!
キャラクターも役者さんも元から知ってる人のはずなのに次元混同する不思議な感覚が襲います。これまでに体感したことのない興奮がまさに2.5次元の醍醐味なのかもしれないなぁとドキドキしながら観劇させていただきました(T_T)


そして、やっぱり原作が好きな2.5次元の舞台は楽しいなぁと思います!これからも我々世代の作品を狙い撃ちして舞台化していただきたいという願いです。

岩城さんは清楚だから主張が控えめだと感じるけど、私がチェックした2.5次元の舞台では毎度しっかりキャラに寄せて仕上げてくるから、2.5次元としていい役者さんなんだなって実感できるし、岩城さんの媚びないさわやかなお芝居好きです!
外見オラついてるけど中身ソフト、まさにミズキ、オラニャンでした。
革ジャンハードいかちめファッション(甘辛MIX)似合うからもっとやってください。

 

 

【友人感想】

・カズキがぐるぐるしてたところでやっとライムとかリブの違いを理解した(ミズキだよ)

・カズキイケメンだからこのカードで遊戯王したい(有識者の方からブロマイドいただきました)(ミズキだよ)

 

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イケメンカードデュエルがしたい友人

 

■ウイルス×トリップ×蒼葉(ウイトリ)


ウイトリは大人気なペアです。私もオタクだからよくわかるツボ。みんな嫌いなわけない関係性とキャッチーなビジュアル、女オタクのシナプスに染み広がる遺伝子に植えつけられし萌えの概念だよ。完成度高すぎてニトキラさんあっぱれのキャラクターデザインだと思う。

慣れ親しんだ概念のキャラクター(?)なので落ちつくし好きです。あとウイトリとは性癖が似てるのでそこは気が合いそうと思う、しまっちゃう系男子ウイルス特に気が合うと思う、私も好きな人は箱にぎゅうぎゅうに詰めたい欲あるからわかる。ウイルスの性癖センス好き!

というか冷静に考えたらあの2人のプレイって男性向けのエロだね。

ニコニコして物腰柔らかいんだけど全然腹の底見えなくて信頼しきっちゃいけない感じぐぅわかる〜〜。SMボーイズだね。蒼葉をお気に入りの玩具とかモノとして扱ってる側面が強い。それを善悪で考えるとかじゃなくて本能だから、蒼葉を作り替えていくことが楽しくて蒼葉が墜ちきって媚びてくるようになったら飽きたら捨てちゃうんだろうなぁ。

女性向けBLは愛情が根底にないとプレイヤーから受け入れられないと思うけど、ウイトリルートは他のルートとは別もの亜種って感じしますね。私は男性向けエロすごい好きだからそれはそれでいいなぁと思います。


蒼葉の愛し方は歪んでるんだけど、2人にとってはあれが愛情で、生まれ育った環境を考えたら鬱屈した愛し方しか知らないだけなんだよね。それって蒼葉がきもちよくてなっとく(洗脳? 調教?)できてたらそれで成立する愛情だと私は思うな。調教モノ愛すけどクリムゾン先生の原理と一緒で受け手がきもちよくないのは嫌だから蒼葉がいたいいたいばっかりなのは無理。特にウイルスはその辺の塩梅うまいと思うし、1番残酷に依存させて染めていく感じ。

ウイトリ典型的なサイコパスだから表面ポップだけど怖い2人。ゾッとする感じの怖さだね。ヤベェ奴らですね!

ウイトリは役者さんお2人ともめちゃくちゃ似てた!
吉岡佑さんゆるふわでかっこよくて好きです!元知念くん。空間にすっと馴染む華と堂々とした感じはキャリアなのかなぁ。ウイトリいてくれてめちゃくちゃ締まってたしいてくれてよかった!
富永勇也さんもめちゃくちゃめがねキャラ似合う美人コスプレイヤーさんみたいなビジュアルが好きです。蒼葉を箱に詰めるとき気を使って座布団敷いてくれそうで優しそうなウイルスだったけどすごい似てた!!

 

【友人のコメント】
・ウイトリよかった
・トリップの爆笑ギャグ、初見殺しだった
・モブの上にトリップが座ってお客さんがみんな笑っていた
・スーツが似合っている

 

その他
・最後の自己紹介テロップ助かった。最初に出してほしかった(それは私も思った)
・エロゲなのにBGMがいい。いっぱいあってすごい。
・悪島がいるならおばあさんも欲しかった(それは大人の事情があるんだよ)

 

■BL作品の舞台化について


実績ってとても大切なんですね。
他タイトルが舞台化決定により炎上している様子はたびたび目にしますが、ドラマダ舞台化の報せが表立って炎上しなかったのは、ビジュアルにこだわったことが伝わるスチールのクオリティに加え、テニミュなどの作品から輩出された実績がある人が配役されたことも大きな要因だと思いました。

BLは秘められた部分が多い女の園なので、昔より多少オープンな時代になったとはいえ日本ではまだまだデリケートなコンテンツなんだと思います。
男性がアダルトビデオの閲覧履歴を勝手に見られたら恥ずかしがるように、女性は「エロいの好きなんだね」って明るみに引っ張り出されて指摘されると「ひー!」ってシステマの呼吸でめっちゃ恥ずかしいのかもしれません。

私は「エロ」という文化を愛しているし、エロを愛する者としてドラマダが描くようなかっこいい耽美なえちえち美学が愛好家に浸透して広がっていくことは嬉しい。
でもエロラブ的なことは女性が安易に公言すると現実的な身の危険に繋がりやすいし、女としてのブランディングにも響いて損をすると思うので、扱いは慎重に選ばなければなりませんが……(T_T)ぐぬぬ

エロ美学と性的搾取の共存は永遠のテーマかもしれませんね。
しかしオタクの世界はエロ好きを一個人の嗜好として受け止められやすい土壌だと感じます。生涯オタク宣言。

ラマダは決して性消費の使い捨てコンテンツではないと思ってるし、内容が詰まった立派な作品だと思ってるから、舞台化によって作品やキャラクター達の魅力がこれまで作品を知らなかった層に届いたり、「エロゲ」への見方が変わるきっかけになるなら嬉しい試みだと思いました。

 

最初はチケットの捌けが芳しくなかったようで、それは原作・出演者さんのファン達みんながビクビク様子を伺っていたからだと思う。私も同じで、観に行って「違ったー!」と思ってしまったらなんだか昔愛した思い出に泥を塗られたような傷を負うから、それは避けたかったです。

蒼葉は私たちにとって(攻めたちにとっても)姫であり、人類総受け蒼葉であり、大切なキャラクターだから、もしも2.5次元ブームにあやかってよく知らない輩にBL舞台やるよ!エロ見にくる?って適当に手を出されたと察知したら、ホモエロをエサに釣ってるのか?バカにされてるのか?って悲しくなってたと思います。めんどくさいところで女性は何に関しても露骨なのは苦手だと思うので。

でも観に行って本当に本当によかった!!
想像よりずっとドキドキしたし世界観がしっかりあって楽しかった(^o^)/

コスプレ換算しかできなくて申し訳ありませんが、ドラマダは作品として人気だったけどあの世界観を作り上げるために装飾、衣装、スタジオセットなどとにかくお金や技術がかかるので、当時は社会人富裕層(?)しかコスプレ出来なかったんです。
だから製作費がかかるのは素人目から見てもわかるつもりです。でも碧島は素晴らしい世界観だから、こだわって仕上げたらほんっっとにすごいものになるってわかります。

過去に自分がハイクオリティなコスプレイヤーさんに出会ってコスプレに対して生まれて初めて感じた「わぁ〜〜キャラが現実にいる!」って感動をきっと生み出せるし、プロで影響力のある企業さんや役者さんの力でもっともっと多くの人にそういう感動を伝えられると思うんです。

予算が限られた中では衣装優先で演出に制限が出て粗削りになってしまう部分は制作された側が1番わかっているかと存じますが、原作を活かそうと大切に作り上げてくれたことは作品ファンの端くれとして伝わりました。BLの舞台なのに正直役者さんたちが嫌々やってる感なくてびっくりして、想像よりずっとよかったし、丁寧な姿勢って伝わるものなのかな。

いろいろ事情あるし、いろいろ言われるかもしれないけど。このご時世、どんな形であれ挑戦って悪いことですかね?(^_^)知名度とか得てからじゃないと伝わらないこともあるもん。BLエロゲっていう際どいものやってくれて関わった皆さんの好感度上がったしうれしかったし今後もいろんな場面で味方になると思う。


オタクの願いはただ1つ、私が愛したものに対して幼少期に感じた生のキラキラした感動が2.5次元をきっかけに、少しでもたくさんの人に伝わるようになれば幸せだと思ってます。

私自身とても楽しく観劇出来たので、いい機会をいただきとっても楽しい年の瀬でした。ニトキラ♡ℓσνє♡(*´◒`*)
そして一オタクのわがままな願いですが、ぜひ今回ルートがなかったキャラなどにフォーカスしたリコネ版くっつけた続編公演などやっていただきたいです!


楽しい時間をいただけて嬉しかったですし、腐向けの作品に出演してくださった役者さんもありがとうございました。

咎狗を舞台化するときはアキラ色っぽい人きぼんぬ。
ウイトリのこと考えてたら「沙耶の唄」をやりたくなっただお(^o^)/性癖それな〜

 


DMM動画にて、「ドマステ」千秋楽公演を配信中!

脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」千秋楽公演がDMM動画にて大好評配信中です。販売は1月5日(日)18:00まで、販売価格は3,300円(税込)。

残念ながらDVD・Blu-rayが販売されないことが決まっている本公演の様子を、DMM配信でチェック出来ます。幻の公演になる可能性もあります。劇場に足を運べなかった方はぜひこの機会をお見逃しなく!

www.dmm.com

 

 

2020年、ニトキラの新作ゲームが発売決定

ニトキラ最新作「スロウ・ダメージ」が2020年に発売される予定です。
PVで垣間見えるダークで排他的な世界観はニトキラ特有の狂気を感じさせ、「スロダメ」への期待が高まります。まだ謎に包まれたストーリーが今後どのように暴かれていくのでしょうか。
ドマステを機にニトキラ熱をぶり返した方はぜひ、公式サイトからの続報をチェックしてみてはいかがでしょうか。

www.nitrochiral.com

脚本:淵井鏑
原画:山田外朗
対応OS:日本語版Windows専用

『スロウ・ダメージ』ティザーPV

www.youtube.com

 

 

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【公演情報】

脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder

期間:2019年12月20日(金)~29日(日)
劇場:品川プリンスホテル ステラボール
原作:Nitro+CHiRAL

脚本:中屋敷法仁

演出: 内田裕基

音楽:GOATBED

主催:ネルケプランニング ニトロプラス

舞台公式ツイッター(@DMMd_engeki)

twitter.com

舞台概要ページ

www.nelke.co.jp