蝶のように舞い蜂のように刺す

作品への感謝を行動に。舞台・2.5次元ミュージカル・映画といろいろ、感想備忘録。

【映画感想】ショーシャンクの空に

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ショーシャンクの空に」 を鑑賞。

 

言わずと知れたアメリカ映画屈指の名作。

 

獄中の人間模様、贖罪や苦境への向き合い方を描く。

決して多くはない台詞の中で感情を伝える空気の作り方、モーガン・フリーマン演じるレッドの優しく安定感のある語り、汚さや温かさを掘り下げた人間の奥深い描き方、どんでん返しのような驚きとスカッとする脚本の良さが「獄中」というテーマにも関わらず爽やかさを彩っていてすさまじい。

 

ああ映画みたなぁ……とものすごい満足感を得ることができた。

映画はいいなぁ〜

映画は1日2本が丁度いいです。

【映画感想】最高の人生の見つけ方

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最高の人生の見つけ方」を鑑賞。

 

年齢は どれだけ生きたかは教えてくれても、どう生きたかは教えてくれない。 大事なのはどれだけ生きたかではなく「どう生きたか」という有名ホストローランド様の名言がある。

 

私はこの考え方は本当に大切だと、年齢を重ねる度に感じる。年齢に縛られがちな日本人女性には特に。

みんな幸せになりたいと思って生きているはずだ。でも幸せにはそれぞれの基準があって、何が幸せかは誰かが決められるものではないと思う。お金持ちだから、社長だから、家族がいるから、そういう表面的な役割でははかりきれない。時に思いがすれ違って(カーターさんと奥さんのように)誰かに求められていても、役割よりも自分のやりたいことを優先してしまうことだってある。

家族であろうと他人同士だから、当然ぶつかることもある。人が関わるときに波が立たないことはない。風がある限り海には必ず波が立つように、いい時も悪い時もあるから世の中は成り立っている。

登場人物それぞれの立場と感情が理解できるから、演技が上手いどころではないリアリティがある。

 

幸せは誰も評価してくれないから、他人が貼り付けるレッテルなんか気にせずに自分が思う幸せを貫けばいい。それが家族に捧げる人生でも、自分の趣味に熱中する人生でも、納得して生きて死ぬならそれは幸せな人生ではないかな。

ただ、役割を果たした先には、時間や労力、人生の中で費やした分の幸せが人生の終わりがけに返ってきて、待っているのだと思う。

自分が死ぬときになって「いい人生だったなぁ」と思える生き方をしたい。

生き方について考えてしまう、コメディだけど、哲学的な作品。

【観劇感想】レ・ミゼラブル(Les Misérables)

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東宝 レ・ミゼラブル 2019

Les Misérables(通称:レミゼを観劇してからというもの、天使のファンファーレが頭の上で鳴り響き魔法のパウダーが降り注ぎニヤニヤしながら街中で踊り出すカーニバルなので、感想を残しておこうと思います。当方生憎ダンスはできませぬが…f^_^;汗汗滝汗

 

“テンション上がりすぎて踊り出しちゃう”っていう、外国の人など一握りの選ばれしリア充による高次元の感情表現があるじゃないですか。

ダンスの神に見放された私にはこれまでまったく理解できなかったけど、レミゼ観てこんな感じなのだろうかと思えた。踊れないけどうわぁぁ…!って気分。レミゼ観劇中はそんな調子で隊列の中で自由のこぶしを掲げていましたし、「ガブローシュたん(ものすごく早口)」と唸るだけのおねショタと化したのです。ガブローシュたんガブローシュたんコゼットたん

 

レミゼが凄いってのは芸人の斎藤さんの髪が薄いってのと同じくらい世界の常識だがレミゼは凄かったし、斎藤さんはカツラをかぶっていても面白かった。

レミゼの何が凄いのかって考えると語彙力を失って「凄い」という鳴き声のブタでしかなくなるのだが、18世紀のフランスにタイムスリップしたような感覚でした。月並みな感想でした。

 

 

レミゼといえば世界各国で愛される歴史深い作品。映画版が公開され話題になった当時、モテる女の子たちが「レミゼレミゼ」言い出して「レミゼ」がリア充グループの関門通行手形となっていた。あの頃陰キャだがリア充グループとも親交のある貿易商オタクであった私は、生きる術のひとつとしてレミゼを観た。

ウルヴァリンの人(X-MEN)奴隷と市長の演じ分けすごい!アンハサウェイかわええ!という感想でした。(安い感想、安い感性)

 

レミゼのミュージカル(というより、どミュージカル※どえらいちゃんとしたミュージカルの意)との出会いは友人の出演した舞台でレミゼソングを拝聴したときで、雷に打たれたような感動を覚えました。演劇に関してろくな教養もないくせに僭越ながら、特に「民衆の歌」の衝撃はすさまじく「ミュージカルで歌うための歌」という概念がはじめて芽生えた。

 

18世紀後半、封建政治の重税と飢えに苦しむフランスの人々に啓蒙思想がなだれ込んだ。どのような思いで民衆が立ち上がりボロボロの服のままこの歌を口にしていたのだろう、そんな情景が頭に浮かんでくるような迫力と情熱は凄かった。世界史には明るくないのですが、フランス革命は歴史の熱いターニングポイント。

そして陰キャの私なんかと友人でいてくれる彼女がこれまでの生涯の中で自由を犠牲にして、どれだけ練習につぎ込んできたかを私なりに感じていたので、登壇している人たちの鍛錬の成果の裏側にある見えないもの(だが舞台に重くのっかっている)にも尊敬の念がわいた。

 

 

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「自由・平等・友愛」フランスの標語を示唆するおしゃれなトリコロールの国旗。赤と青のパリ市民軍の色に、古代フランス白百合の紋章を加えたもの※諸説あり

 

〜あらすじ〜

十字架を背負った叩き上げの根が善人の男が、因縁の警官に粘着されながらも、男に捨てられたシングルマザーの娘を過去のつぐない的に育てる、結果オーライな人生(世の中はフランス革命で大変)

  

ここにいたこと

大きな箱の中に描かれる絵画を覗き込みながら人の一生を眺めているようなリアリティとパワーがあって、観終わった後は胸がいっぱいで、いい意味で気疲れしていることに気づきました。

そこには確かに人々の人生があって、たかがひとりの人間でしかない自分にとって人の一生を眺めるのは体力を使うんだなと思った。だから舞台に限らず「おはなし」はおもしろい!

 

悲しいのに歌うんかーい!等つっこんでしまいがちでミュージカルは苦手なはずなのに、東宝レミゼは全編ほぼ歌にのせてセリフを言ってるのが引っかからずのめり込めました。役でなくフランスの黎明期に生まれた人たちがそこにいるんだと思い込む…歌が上手いから自然に入ってくるし、人って感情が昂ぶると歌っちゃうんだ!いい役者さんには作品の世界の中へ観客を引き込む力があると知りました。説得力がある。

 

 日本でも昔の炭鉱夫はタタラ場でたたらを踏みながら歌っていたというし、きっと人はつらい現実を紛らわすために歌っていたんだな。娯楽の少なかった時代に人を救ったのが歌だったのかもね。そうやってミュージカルが生まれたんだろう。だから魂のこもった歌ってパワーがあるんだ。

 

 

聖人ジャンバルジャン

時代の理不尽に巻き込まれて辛い目に遭って闇堕ちしかけたジャンバルジャンだけど、司祭様との出会いでハッとする。「俺このままではあかん、自分が恥ずかしい」って立ち止まって新しい命をもらった人。

過去に重ねた罪がどうあれ、生きてる間につぐないはできる。つぐないのひとつが自身のせいで巻き込まれて不幸に堕ちたファンテーヌの娘であるコゼットの面倒をみることだった。

 

凄い人だなぁと思う。ストイックなんだろうな。クライマックスではなんでコゼット達から離れるの?とびっくりしたけど、彼にとってコゼットのことはちょっと好きみたいな感情もあったような気がする…そんな言葉じゃ言い表せないような、バンジャルジャンの知りうる女性像のすべてとも言っていい宝物だったのかな。若いカップルから離れたってことは内側に隠した何かがあったはずだ。

彼なりに幸せな最期を迎えられたのではないかなぁというジャンバルジャンの生涯を、神様はずっと見ていたんだなと思った。やっぱり神様は見とるんや…科学的な根拠はわからんが、自身の振る舞いって心理的な作用で将来に影響すると思うし。

 

奴隷時代の若々しく野蛮な姿から、気品と貫禄が際立つ市長の壮年期、父性を携えた晩年まで役の振り幅がすごいため、ジャンバルジャン=上手い役者さんの代名詞の役という印象。

観劇後は「ジャンバルジャンの人上手いっ」とあたりまえ体操してしまった。劇団四季出身の吉原光夫さん、間が心地よくて(間が変だと一気に賢者タイムが襲うからとても大切だと思う)ナチュラルにミュージカルが耳に入ってくる素敵な演技をされていました。

 

 

かわいそうな美人ファンテーヌ

ファンテーヌは美人で、男の人と恋に落ちてコゼットを身ごもるんだけど男の人は逃げちゃって、まだちょっと過去から抜け出せないでいるシングルマザー。

でも若い頃の愚かさを自覚しており、子供のために出稼ぎに出て仕送りをする強い母親です。あの時代は今よりはるかに女性ひとりで子供を育てるのは容易ではないというのは想像がつく。時代はファンテーヌを娼婦へと転がり堕とす。

 

有名な「夢やぶれて」はみんな大好きだけど私も大好きな曲です。100万回聴いたオケがはじまった途端、好きまるがあふれみで涙(;_;)

英語版タイトルは「I Dreamed a Dream」‪‪──‬夢を見た、みたいなニュアンスかな?

夢見がちな若気の至り、現実を知りつつも、まだ絶望から抜け出せていない人生の荒波を表現している綺麗な曲。ファンテーヌの女性としての美しさ、愚かさ、母としての強さを詰め込んでいて、人生に挫折を覚えたことのある人には響く曲だと思います。

ファンテーヌは女性としての人生を謳歌した人だと思っていて、美人であるがゆえの悲劇が独特の儚さを生み、胸に響く(;_;)工場長から誘われてるせいで同僚から妬まれて意地悪されて…純粋な美人に降りかかる理不尽の数々。

ファンテーヌももっと生きる知恵があれば、下手に出て喪女ポジション演じてうまくやり過ごせたかもしれないけど、社会の中で美人が普通に仕事するのって逆に本当に難しいんだと思うよ。工場長ナンパするならもっとうまくやれよっ!女側にもいろいろバランスがあるのにーっ!笑 

 

孤児から都会に出てきて変な男に捕まっちまった美人ファンテーヌという概念には純粋無垢と色気と母性を求めてしまうのですが、二宮愛さんえろかったです(>_<)♡すんまそん。慎ましやかながらも気品の感じられ、大人なんだけど若々しさもある色気が…よき!!!

 

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実家がお金持ちっぽいマリウス

ジャンバルジャンに引き取られ美しく成長したコゼットはパリの街でとある青年と恋に落ちる。皮肉なことに、かつてコゼットを虐めてた夫婦の娘・エポニーヌが恋する青年マリウスと(T . T)こういうのって不思議と引き寄せるものなんですかね?因果応報の典型。子の代にまで巡るのこわいね。

 

ここの演出が素晴らしすぎた…!!!ふたりがぶつかった瞬間にパァァって世界に色彩が宿るような一筋のスポットが。あっいま恋したな!ってすごくわかった。笑

全体的に無駄のない演出が圧巻でしたが、縦横奥行きを使った緩急のつけ方に加えて、リアリティがありつつ「民衆を導く自由の女神」のロマン主義絵画の世界を再現したような情緒的なライティングがよすぎて最高です。バリケードの紛争のところなんかも、オケの迫力と合わさってすごい臨場感。

 

コゼットに出会ってから世界のすべてが光り輝き上の空の日々を送るマリウスがかわいすぎる。若いっていいな♡三浦宏規さん扮するマリウスの恋の解釈がわりと乙女寄りでかわいかった!恋した瞬間ってこういう感じだ〜!ってニマニマしてしまう(´▽`)

マリウスって家出中の貧乏学生って設定だった気がするけど、あの時代に先進的な民主主義的な思想を持って革命に加わっていたってことは聡明だったと思うんですよね。弁護士だしね。生い立ちの影響もあるのでしょうが。でも革命するぞー!って突っ込んでいるタイプには見えなかったから若さゆえの葛藤とか、かたぶつなりにエポニーヌの気持ちに気づかぬまま、かっこつけの中でコゼットに恋をして、年頃の男の子なりのいろいろがあったんだろう。

マリウス青年は品があるから育ちが透けてて、いいところのご子息っぽく見えたし目立ってたなー!「僕はマリウスポルメンスィ」って歌うところがすごい好き。本当に嬉しそう&楽しそうに歌う。

 

 

コゼットは光

ファンテーヌの娘であるコゼットは、いじわるな宿屋の夫婦の元に預けられ虐げられる辛い幼少期を過ごす。

だけどその品性を失うことはなかった。コゼットは生まれつき雲間から天の光に差し照らされているような独特の気品をまとった少女だった(ポエム)

 

コゼットは品があって清らかで、優しく包み込んでくれる母性もあり、画面の中でそこだけ光っているようだった。キラキラがあふれてる。

気品って顔立ちとかじゃなくて本人の持った資質だと思うので、熊谷彩春さんの天賦の才だと感じる。ヒロインはこうでなくっちゃ!的なヒロイン感がたまらないんだ!観劇後にSNSをストーカーしたらお顔もかわいかったけどねぇ。おじさんこういう子のこと好きだなぁσ(^_^;)

少し間違えたら軟弱に見えたり嫌味ったらしくなってしまう役だと思うんだけど、傷ついたマリウスを慰めて抱きしめるところは母の慈愛を感じたし、お父さんに会いに行くところとか自分の確固たる意思を感じた。

 

生まれ育った環境に影響を受けて人格が形成されるのは仕方がない。コゼットが育った劣悪な環境、あのような仕打ちを受けて、普通なら人を妬んだり嫌ったりひねくれたり黒い部分が出てくるものじゃないかな。

でもコゼットは違った。人を恨んだりしなかったし人を悪く言うことはなかった。

環境は変えられない。国民が飢えに苦しみ自由を求め混沌としていた18世紀のフランス、自分が生まれ落ちる時代には誰も抗えない。

でも自分の心の持ちようで、時代や過去や人を、恨むか許すかのコントロールはできるとコゼットは証明したんだ。時代や環境を恨んだってどうしようもないことがほとんどで…心のあり方は自分の軸であり、自分の人生は自分だけが主人公だから。

あんな暗い時代にコゼットは清らかで、そこだけキラキラ光っていた。コゼットは自分で光の道を選んだんでしょう。強く賢い女性だと思う。遠くにいてもお母さんの愛情に守られていたからなのかな?

だからこそ、自由を手に入れようと立ち上がり自分の意思で行動していたマリウスと惹かれ合ったのかもしれないなと感じました。自分で運命を掴もうとする人の元に道は拓けるのだ。それは知性でもある。

 

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見ていて刺さるエポニーヌ

 「あの何も知らないって顔したお嬢様(うろ覚え)」

さらっとだけど、嫌味ったらしくコゼットを皮肉ったエポニーヌ。

コゼットはエポニーヌに何もしていない。ただ、今は立場が逆転して貧しい暮らしを送るエポニーヌにとって、恋路にとつぜん転がってきたコゼットの存在が脅威だった。顔が可愛いだけで何もしない女に、ってコゼットに対して思う人がいるのも事実。

 

私なら好きな人が好きな相手をその人の前で悪く言わないし、好きな人に嫌われたくないし傷つけたくないから言えない。だからエポニーヌの行動選択はわからない(T . T)

ただ理解はできる。きっと昔は自分も同じようなことしてしまっていた気がする。そして品のない選択をすれば上手くいかないもの。だからエポニーヌの一挙一動すべてが刺さる…きっとみんなの心に同じような棘が刺さっている。みんな成長途中で同じような道のりがあったはずだ。

その暗い闇を乗り越えるか、悪い方に誘われるまま落ちぶれるかは、自分で選ぶことができると思う。エポニーヌは悪口言うだけじゃなくて、好きな人のために行動ができる勇気と、好きな人の前では少しでも潔白でいたいという健気な心のある女性だと思う。

「オン・マイ・オウン」は綺麗なメロディに切ない歌詞がのった名曲。やりきれない片思いの叫びが印象に残る曲で、こんな風に感情のせて上手に歌えたら気持ちいいんだろうなぁと思う。

 

でもライバルの恋路を助けるキューピットとなって尽くすなんて…いいシーンなんだけど、もったいないって気持ちになってしまった。

エポニーヌはマリウスのためにって思ってやったんだろうな。好きな人の頼みだから、ほいでマリウスに抱かれながら死ねて幸せだった。まだ若いエポニーヌの世界は狭くて、それがエポニーヌの幸せのすべてだから。

他人の幸せを願うのは素敵だけど、自分を犠牲にするのは違うと私は思う。人は結局自分の幸せにしか責任を取れないし、他人のために自分を犠牲にしたらいつかめぐって逆恨みにつながってしまう危なさがある。だから自分のことを“惨め”だと思ってる状態で人に尽くしたりしなくていい。幸せを分け与えるのは別だけども。

 

さらに、最期マリウスがエポニーヌを抱きしめるなんて、マリウスは逆にひどい!ってちょっと思った(T . T)

それはエポニーヌの最大の望みだったんだろうけど、まさに男性の性という描写で…マリウスの心はコゼットに決まっていてエポニーヌの想いに責任取れないのにそんな中途半端な優しさいらないよっ。エポニーヌに触らないでー!って暴れたくなった笑 最後キスしなくてよかった☺︎笑

でもエポニーヌは砦で死に行くマリウスの元に戻ってきた。せめて最期はマリウスと同じ場所で死にたい、という健気な想い。そして幸せに死ねたことを思うと複雑ですね。結果的にマリウスの命はエポニーヌに救われたものの、マリウスはエポニーヌに生きて欲しかったんだと思うよ。戦いの場から逃して生かすために手紙を届けて欲しいと頼んだ優しさがあったんだろうに…。マリウスは若々しくて不器用だけど優しいんですよね。

お互いの気持ちはここでもすれ違い。献身と自己満足はいつも表裏一体で皮肉なものです。

 

ただ、マリウスにとって、エポニーヌはタイプじゃなかったんだね。マリウスに好き好きって雰囲気出してたけど照れ隠しなのか乱暴になっちゃってて、これまでずっと友達以下だったしそれが現実。

マリウスが道端で急にぶつかった光がコゼットだった。頭の上に天使が舞い踊りファンファーレが鳴り響いて恋はジェットコースターみたいにとつぜん落ちてしまうから、誰にも止められないんだ。エポニーヌは違っただけ。間に入ろうとしてもぶつかって自分が怪我するだけ。

 

だから、エポニーヌのよさわかってくれる人この世の中に絶対いるから、違う人に時間と労力使おうよ!!!って肩を揺さぶってしまう。

コゼットのことは「素敵な子だね」とでも言って笑って明日には違う男の子とデートしにいこうよって思った!その方がよっぽどいい。短い人生自分のことを好きにならないようなセンスの悪い男の子に使う時間なんてないっ!笑

楽しい1日、暗い1日、どっちも同じ24時間ならむりやりでも切り替えて楽しい1日を過ごすほうがいいし、好きな男の子に性格悪いって思われる必要もない。

 

でも何も言えないし、その人にとってそこにしか幸せがないから口先で止めるのなんて愛がない。止めたとして、女の私にはマリウスの代わりはできないし代わりに命をあげることもできなくて、エポニーヌの幸せに責任なんて取れないし本人が決めるしかない。

もしも時代が違ったらエポニーヌは生きて、違う男の人とケロっと幸せになってたのかな。死んだからそこまでなのにと思ってくやしくなる。

 

エポニーヌは上手く演技しないとただの安い女の子のように映ってしまうかもしれないから、演技が胸を打ったんだと思う。見ててのめり込んでしまったからハラハラした!唯月ふうかさん、強くて片思いに焦がれて健気で暗さのある空気の作り方がお上手で。男まさりで気の強い溌剌とした中に女性らしい不安定な自己憐憫が混じったような演技がよかったです。泣き泣き。

 

 

彼女がいなさそうだけどかっこいいアンジョルラス

革命軍のリーダーアンジョルラスは知性と教養と統率力と勇敢さを兼ね備えたイケメンで、かっこよかった!革命バカ的な感じなので彼女いなさそうだけど。

カフェでの民衆の歌の力強い入り方や、バリケードに向かうシーンの演出が最高にかっこいい。観劇中のあなたも隊列に加わっていること間違いなし。

小野田龍之介さん、懐かしい!柳生の頃から社交的で知的だった印象。メガネを取って貫禄がついてかっこいい男性になっていた。

  

 

秩序に殺されたジャベール

知性は人を喜ばせるためにあると私は思う。思慮深さがあれば共有する時間をもっと楽しいものにできる。論理的に対話して、お互いの個の違いを理解することができるはず。

知性がないと人は異なるものを攻撃しはじめる。自分と違うもの、持ってないものが理解できないし、対話という手段でなく攻撃を選んでしまうから。

フランス革命では時代の流れの中でどうしても対話では解決できないわだかまりがいっぱいあったから、「自由・平等・友愛」の代償として、たくさんの命が失われてしまった。

 

律する心のある警官ジャベールは頭はよかったのかもしれないけど、知見は狭かったんだと思う。もっと多くの世界や価値観に触れて、そして赦す心を持たなかったから自滅した。己が正しいと信じるものや世界は決して完璧ではなく、裏側や例外があって、ひっくるめて受け止めていく心が必要なんだ。でないと常に裁き、裁かれる人生になってしまう。

ジャベールは罪人だと憎んでいたジャンバルジャンが聖人だと知ってしまったとき、法の穴がわかってしまって、狂った。彼を殺したのは自分自身の弱さなんだろうな。

伊礼彼方さん懐かしい!若かりし頃の伊礼さんの佐伯は嫌味のない社交的ハンサムで好きでした!年齢を重ねて、尖りと妖しい感じも残しつつ、いいハンサムでした。

 

 

まとめ

見据えるべきは過去でも未来でもなく現在だと思う。

過去に固執して弱い自分に殺されたジャベール、未来に夢をみすぎて堕ちたファンテーヌ、、、悲しい末路はそれぞれの人生でしかない。

でもやっぱりマリウスやコゼットやジャンバルジャンのように「現在」に照準を合わせて慈愛と赦しを持ち、自分たちの足で生きていくしかないんだろうな。

砦で散っていった仲間への償いや、結果として踏み台にしてしまった恋敵のことを想っていてもご飯が食べれるわけではない。人によっては薄情だなって思うかもしれないよね。

でもそうやって強く前を見たふたりだから、あの厳しい状況下で道が拓けたのかもしれない。

 

「感性を磨く」というのは、質のよい作品によりたくさん巡り合うことが大切らしい。

Les Misérablesは児童小説としても有名で、こういう万人に寄り添った質のよいおはなしやお芝居に触れる経験はいいなぁと思った。

「どうしてジャベールは橋から落ちたのか」「アンジョルラスを革命へ駆り立てるエネルギーは何なのか」「ファンテーヌにもっと別の選択肢はなかったのか」「マリウスはなぜエポニーヌでなくコゼットを選んだのか」

‪‬それぞれ異なる価値観に、なぜ?を見出し探究し考えることが哲学を鍛えあげるのかな。そこに正解なんてなく、出した答えが自分の人生の中の答えなんだろうな!

いろいろなことを考えながら、「ワン・デイ・モア」を聴くとじーんとします。

 

レミゼは曲がよすぎて全部微妙な曲なんてないから全部いいですね(/ _ ; )生オケ最高だー!

子役の子たちめちゃめちゃ可愛くて上手でたまらん気持ちになったし、キャストさんみんなよかったからよかった!!!って感じなんですけど斎藤さんに湧いたし、斎藤さん痩せてて俳優さんだと思い込んでた笑

途中で斎藤さんだと気付いた瞬間吹き出しかけた!すごい歌うまいしコミカルなシーンでのさりげない顔つきがおもしろくてほんとコメディアンの方はすごい!と思ったし斎藤さん髪があってもすこすこのすこ。

斎藤さんすこすこのすこofスコットランド

 

 

【観劇感想】3rdシーズン ミュージカルテニスの王子様 青学VS四天宝寺

学園祭の王子様にDS版として四天宝寺が追加されたとき、白石のたたみかける隙のない口説き方と私服のストールの柄ムカついたなぁ。

そんな懐かしい気持ちを思い出しながら、四天公演のレポをしたためております。

 

3rdシーズン ミュージカルテニスの王子様 青学VS四天宝寺公演を観劇しました

3rdシーズン ミュージカルテニスの王子様 青学VS四天宝寺

www.tennimu.com

 

 

テニミュ歴は記憶に霞がかるほど太古の昔に遡ります。

テニプリが全日本テニヌ振興会から叱られて、「もはやテニスじゃねーからタイトルをテニヌの王子様にしろ」と激おこされる以前、ファースト時代の、である。

 

※私は当時このテニヌのくだりに爆笑し阿鼻叫喚した。

作者たしけ神はテニス経験者なのに全日本テニヌ振興会からこんなクレームを受けて一体どんな気持ちだったのか考えるとどうしようもなく苦虫を噛んだような気分になる。

むしろテニスがテニヌだったのでは?と逆クレームをつけたくすらなってくる。逆ギレする若者のごときカルシウム不足である。今日からきさまは全日本テニヌ振興会だ。ゆえに私は今でもたしけ、そしてテニヌの王子様を愛し続けている。

 

※もちろん、このような団体は実在しません。

 

 

私はテニプリテニスの王子様)原作ファンなので、テニミュや俳優さんの専門ではないです。なのであくまで一般男子の感想としてテニミュを観たよ!という意味合いで備忘録を刻ませていただきます(ファンの子が怖いので保険をかけるスネ夫的思考)。

 

 

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金ちゃんというより金さん

 

 四天は女の子に人気 

1stの記憶しか引き合いに出せない老害化石オタクで申し訳ないが、四天は人気校である。

夢女や腐女子(オタク的な角度でコンテンツを支持し、お金を落とす女性オタク層)、そして一般ファン(ジャンプや空耳を通してテニスを純粋な面白さ、ネタ双方の軸で愛する層)の隔てなく、全体的な人気を博している人気の学校、それが四天宝寺中だ。とはいえ四天はテニプリ全盛期では後期の学校なので、実質女性ファンの方が多そう。

 

 

公式が黙認しているとはいえ、事実上の無断転載である空耳を嫌う層が多いのは承知の上だが(俳優さんの演技をネタとして小馬鹿にされていることも女性ファンを逆撫でている要因)、テニスが積み上げてきた深い歴史を語る上で空耳は外せない要素だと思うので明記させていただく。

 

テニミュブレイクきっかけの裏には、空耳の大爆発がある。今の言葉を借りるならば「バズる」である。

ニコ動での空耳がバズらなければ間違いなく、テニミュは狭い女オタク村の一コンテンツとして儚い生命を終えかねなかった。

今のように青学が全国大会を3回制覇するまで続き、業界の金字塔となり、才能溢れる俳優さんがテニミュをきっかけに世へ排出されることもなかっただろう。

それほどまでに1stはクオリティの稚拙さがひどかった(あくまでも1stの歴史とそれを築いてくれた俳優さんたちを心から愛している上での発言)。

 

しかしテニミュは弄られキャラばりにその秘めたる愛嬌を世間から掘り起こされ、愛され、広く認知された。そうして今や2.5次元ミュージカルの礎を築く金字塔と呼べるほどの一大文化へと成り上がったのだから、積み重ねたひとつの歴史を憎むことはできない。

 

 

 

当時1stでは伝説の比嘉戦が集結を迎え、青学が次に迎え撃つこととなった対戦相手は、大阪府代表の四天宝寺中だった。

四天宝寺は大阪出身であるたしけの血脈を色濃く受け継ぐ。とにかく濃ゆいのがこの四天宝寺で、関西人らしく個性の爆発した校風は多くのファンを引きつけた。

四天とテニミュ、相性は抜群で、奇抜な演出や楽曲も相まってテニミュ四天宝寺戦は全体的にとても楽しい。

 

何より四天宝寺はイケメン揃いだった。

おもろいんにイケメン、モテない要素がない。現実世界で関西出身の男性がモテるのと同じ理由であるからに、オタク界の四天ファンの子はリア寄りの子が多い印象(あくまで私の目から見て)。

本公演やドリライの楽しみ方もみんなが和気あいあいキャーキャーしていて、とてもいい空気で楽しい。

 

\ホホホイホホホイホホホイホイ/

 

1st四天宝寺の校歌は曲の合間に上記の合いの手が入るのだが(元ネタ:ドリライ)、この楽曲はオタクのカラオケ必修楽曲である。オタクと男女混合カラオケに行くと99.9%この曲が入る。

また、男オタは比較的氷帝学園が好きだが、女オタクにモテたいならば四天宝寺の校歌を歌えるようにしておくべきだ。普段はテニプリを好きってことを黙っている女の子がとてもいきなり親近感を持ってくれてめちゃくちゃ沸くこと間違いないし、女オタクにチヤホヤされる。女の子はだいたい白石が好きだからである。白石のコスプレをできれば、なおよろしい。モテる。知らんけど。

 

だからこそ、だんだん普通に上手くなっちゃったりイケメンになっちゃうのがテニミュらしさが薄れるようで寂しくもある複雑なファン心理があった。

四天くらいの時期は空耳できないほど上手いキャストさんが増えて、そうなってくる、1stのときもあったんだけど。いいことなんだけどテニミュらしさが抜けていないか、そこが注目してしまうポイント。

 

 

 四天宝寺中は白石蔵之介がつくる

グッズの売り上げ高比率などは詳しくわからないが、四天宝寺はそれほどまでに女性オタクの支持が厚い学校なのだという空気はひしひしと感じている。

そんなこんなで四天宝寺といえば女性人気、白石蔵之介の存在を無視できないだろう。

 

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ノスケ

 

 

白石蔵之介という男はめちゃくちゃイケメンな四天宝寺中の部長であり、顔と性格がいいのですごくモテている。苦手なものは「逆ナン」、という鼻にかかったリア充爆発しろクソ発言をするものの、彼がモテてしまうのは逃れようのない事実なのだろう。

個人的にも白石はけっこう好きなキャラで、イケメンが苦手な私にとって鼻持ちならないパーフェクトイケメンなはずだが、彼はただのイケメンとは一線を画す。

ペットとしてカブトムシ(カブリエル)を飼育したり、金のアームを包帯の下に隠して毒手と呼んでいたり、そして致命傷は彼の口癖が「ン~~~、エクスタシィ!」、という悪癖にある。

このように白石蔵之介(ノスケ)は変人というより変態であるからに、イケメンを台無しにする変態要素で男性からも圧倒的な好感度を得まくっている残念イケメンだ。

 

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ノスケの毒草ドリンク

 

1st白石人気はすごかった(四天宝寺B)。

ちなみに私も四天宝寺Bが好きだ。

四天宝寺Bのイケメンであるがオタクでもあり、オタク心を掴む視点、滲み出る変っぷり、演技はすさまじかった。まさに白石蔵之介とは、常人でありながらもまごうことなき変人であり、白石はイケメンだがどこまでも変態で、白石でしかないのだと思う。

 

やはり3rdの四天戦で最も期待したのは白石のキャストの仕上がりであったし、白石が白石でなければ個人的にはダメだと思った。

白石はイケメンだが、ただのイケメンに演じられたらカルシウム不足の若者ばりにキレてしまっていただろう。それほどまでに単なるイケメンは私の鬱蒼としたオタク心を逆撫でるし、白石蔵之介とはとても奥の深いキャラなのだと思う(ゆえにこれほどまでに深く愛される)。

逆に白石さえ白石ならば、今回の四天イケてるとも思った。

 

 

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インスタ映え

 

結果的に白石は白石であった。

四天宝寺中を代表する名曲「エクスタシー」は難易度が高いと素人目でも感じるが、高い身体能力、ダンス技術とリズム感、歌唱力、つよい顔面偏差値で、見事に白石蔵之介を演じていた増子敦貴さん。

何よりハイタッチの仕方がまじで白石で爆笑旋風を巻き起こしてしまった。白石のハイタッチがおもろいらしい、とは有識者の方から事前情報を得ていたが、まさか人気キャラ白石のハイタッチが運良く垣間見れるとは思わず。

 

ハイタッチとはアンコール曲の最中にイケメンがオタクに歩み寄り触れ合ってくれる慈善行為の一環であるが、普通は「キャーキャー///」となる。

しかし白石のハイタッチがまじでおもしろおかしく白石蔵之介そのものなので、これから現場に足を運ぶ方はぜひ刮目していただきたい。

かなり白石みのあるいい役者さんを発掘してくださり嬉しい(^O^)

 

 

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また、青学が青学らしさを増していて感動した。

最初は心もとなかった青学だが、太く厚みを増しているように感じました。経験を重ねて自信がついたのかな?すごい!

 

この四天宝寺戦、イケメン白石と戦うのがイケメン不二周助という、超絶怒涛のイケメン対決が控えている。

不二先輩は世間から男女ともにかっこいい認識を得ている大人気のキャラであり、かくいう私も学生時代は不二先輩にぽっσ(^_^;)///していたクチであったので注目キャラであった。

 

私は監督やプロデューサーさんではないので、ダメ出しはファンの仕事ではないと思っている。ファンの意見を集めて昇華するのは演者さんや演出家さんの役割のひとつだと考えているゆえに。

だから感想ブログにマイナスな感想は書かないようにしようということをほんのり決めている。 

 

そんなところを踏まえてこれを書くのは心苦しいが、四天宝寺戦を観劇する前の一抹の不安は不二先輩であった。

不二周助を演じるいぶくん(今回の青学で名前を覚えているほど好き)は全国氷帝のときにズコーーー!してしまい、私が吉本新喜劇ばりに椅子から転げ落ちたためだ。(エアコケ)

いぶくんはまさに1st時代を鮮明に思い出させる逸材であった。私も友人も、いぶくんのベビレ初見からいぶくんが大のお気に入りになった。(参照:ベビレ)

 

でもどうしていぶくんの名前を覚えるほどになったかというと、いぶくんの技術は拙かったが、私はテニミュにおいて技術が拙いのは悪ではないと考えているからである。

いつまでも成長しないことや、キャラ解釈の方向性が原作と違うことこそがエンターティナーとしての悪手だと私は感じる。

 

いぶくんの不二先輩は私が幼い頃に感じていた「不二先輩」と方向性が近かったように思う。ちなみに不二先輩過激派なので不二先輩のキャストに対しては毎回好き嫌いが激しく、絶賛したりキレ散らかしたりしているのだが、いぶくんの不二先輩はけっこう好きだ。

いぶくんはSっ気はないけど優しい人柄が出ててよかったし、全国氷帝から比べると飛躍的に上手くなっていて感激した。

 

ダンスが求められるこのご時世。エンタメを志せばどこまででもダンスがついてくる。勝手に共感して悪いけどダンス下手人種からしたら響くものがあるよ。

 

原作の不二先輩はしなやかで美しいイケメンだから、普通に男の人が演じるのは難しいと思う。

テニミュの中でダンスが上手くなくてもいいキャラならいいけど、不二先輩がダンス上手くないってヤバイから、大変なプレッシャーのかかる役ですよね。

 

いぶくんはダンスが綺麗になってたし所作が美しくなってて、めちゃくちゃがんばったのがわかった。素人目ながらに、成長できてすごいと思った。立ち姿の雰囲気がちゃんと不二周助に近づいていた!

ヒルが白鳥へと成長するような……まさにテニミュらしい感動をもらえて嬉しかった!!嬉しいような、寂しいような(;_;)ずっきーの大石を思い出す……

 

 

10代目青学、他には大石、菊丸、海堂が好き。タカさんもいい。手塚も好きなH型手塚だし(テニミュにはH型手塚とI型手塚がいる)

あと言うまでもなくにちかくんさんのリョーマすさまじい、ふわふわのときにハート飛ばしてた。飛ばし方まじでSの極みだった。圧倒的ヒエラルキー上位者みたいな下層の民を蹴散らすアイドル芸能人オーラが最高(優秀すぎるリョーマ)。

結論、今の青学けっこう好き。

 

 

 

四天は財前が良かったですね!

財前はオタクにすこぶる人気のキャラだがキャラクター性を掴んでいてすごいと思った!空気が似てるし些細な行動がめちゃくちゃ財前だった。ああいう前線ラインに立てるモテ陰キャいるよね。

生意気だけど白石や謙也のことを尊敬してるのが伝わるよき財前でした。

 

それから、らぶるすのエンターテイメント性がすごすぎて普通に笑ってしまったし会場の空気も温かくてとても楽しめた。楽しい公演でした。四天公演は楽しいエンターテイメントです。ドリライ楽しそう!

 

 

これから観劇される方はぜひ楽しんでいただきたいですし、いぶくん不二先輩の急成長ぶりが記録されるであろうDVDを買ってください。

 

 

公演詳細 

3rdシーズン ミュージカルテニスの王子様 青学VS四天宝寺

www.tennimu.com

 

 

期間 / 劇場

東京: 2018年12月20日(木)~25日(火)

日本青年館ホール

 

大阪: 2018年12月29日(土)~2019年1月13日(日)

大阪メルパルクホール

 

岐阜: 2019年1月26日(土)~27日(日)

バロー文化ホール(多治見市文化会館)大ホール

 

宮城: 2019年2月2日(土)~3日(日)

多賀城市民会館 大ホール

 

東京凱旋:2019年2月7日(木)~17日(日)

TOKYO DOME CITY HALL

 

【観劇感想】「ミラクルステージ☆『サンリオ男子』」【キティさん】【きりみちゃんさん】【けろっぴさん】

 

〜プロローグ〜

世情の流れを趣味趣向の側面から見ると、個性が尊重される時代となった。

男性向け漫画市場で女性が男性顔負けに活躍する。男性がファッションとして瞳にカラコンをつけてスカートをはく。

ジェンダーレスという単語が浸透していく中で、性別ではなく個性という単位で物事を捉えようとする視点が強まっている。

 

「ミラクルステージ☆サンリオ男子」を観劇した余韻に浸る中私は、個性を尊ぶ時代の流れに思いを馳せ、きりみちゃんさんのポーチを握りしめるのだった。

 

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昔ゲーセンで7千円かけてGetしたきりみちゃんさんポーチ

 

『好きなものを好きと言えることは素晴らしい』

そんな風に“今のご時世”を反映した趣深いステージでした。 

 

 

 

サンリオ男子」とは「逆オタサーの姫

サンリオ男子」はサンリオキャラクターのことが大好きな男子高校生たちの日常や健気な想いを描く、サンリオのメディアミックス展開のひとつ。サンリオという老舗メーカーが自社コンテンツの可能性を広げる挑戦の中で爆誕したコンテンツですo(^o^)o

 

まず、私は初期からの「サンリオ男子」のファンではないのでファンの皆さまと感じる部分が違ったら申し訳ありません。「サンリオ男子」の名はメディアミックス展開の中で登場時から存在を認知していましたが、コンテンツをずっと追っていたファンではありません。外野から覗いた一意見となります。

 

 

幼い頃にサンリオが大好きだった女の子はたくさんいると思います。ゆるふわなキャラクターデザインや色合いは女心をくすぐる要素がたくさん詰まっています。

今思えば、私は立派なサンリオ女児でした。バッドばつ丸くんの学習机を愛用し、けろけろけろっぴのプールバッグを振り回して田んぼのあぜ道を駆け抜けていました🐸グッドはな丸くん派だったけど。

 

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甥っ子に受け継がれたけろっぴカー

 

独断と偏見にまみれた私の意見を述べれば、女児は家庭の雰囲気で3タイプに分けられます。陽キャのディ●ニー、フツメンなサンリオ、オタクのジ●リ、みたいな。

言い方は悪いですが私はディ●ニーにハマれなかった女児なのです。

ディ●ニーは大変素晴らしくきらびやかな夢の世界を見せてくれるビッグコンテンツですが、美しい光が強すぎて息ができなくなる感覚に襲われる。「女の子なのにディ●ニーが好きじゃないの?」みたいなジェンダーへの圧力じみたものを感じる苦しさもあったし、それは今でも根強く残っているかもしれない。

そんな私にとって救いのオアシスがサンリオだったことは間違いない。

 

サンリオのキャラクターってゆるふわだけど、同時にどこか狂気を孕んでいると私は感じます。穿った見方を出来る人が考えたんだろうなぁというシュールな要素がふんだんに詰まっており、かわいい顔の下に隠す鋭い斬れ味にずっと心をゆさぶられている。サンリオはそんな大好きなメーカーさんです。きりみちゃんのツイッター面白すぎます。

サンリオの経営理念『みんな仲良く』という概念が大好きだ。学生の頃は(株)サンリオに入社したかったのです。でも絵が壊滅的に下手なので挫折しました。つらいです。

 

www.sanrio.co.jp

 

 

株式会社サンリオの成り立ちや成長は、創業者の辻信太郎氏が小物雑貨の販売においていちごのイラストをつけて売り上げが伸びたことがきっかけだそうです。

商品にきれいでかわいいイラストをつけることで売れ行きが大きく伸びるという“付加価値”の視点は、実際の価値以上の見えない価値を売り買いするオタクの世界にも通ずる部分があると感じます。

 

 

サンリオ男子=モテる

「ミラクルステージ☆サンリオ男子」は若手俳優さんの若い女性ファンにサンリオを好きになってもらうことを目指しているのでしょう。

またはその逆輸入として、潜在的若い女性のサンリオファンにイケメン2.5次元ミュージカルをぶつけて相乗効果の盛り上がりを狙う。今流行りのメディアミックス展開の図式だと感じました。

 

私はこれを勝手にオタサーの姫理論』もしくは『工学部の女子理論』と呼んでいて、異性の分母が大きい分野に入ることによって、実際の価値以上に需要を高めることが出来るという理論です。

モテたいなら姫か王子になれ!というやつです(?)

例1:女性アイドルが麻雀やパチスロを趣味にする

例2:男性オタクがスイーツ好きを公言したりコスプレイヤーになる……など。

飢えた界隈に異性が飛び込んできたことで需要が集まり簡単にモテます。

 

sdan-anime.com

 

ファンを引き寄せるという意味では、“サンリオさん”“若手俳優さん”ファンのターゲット層が被るコンテンツを掛け合わせるのはとても理にかなったやり方です。

例えば最近よく見かけるサバゲー女子なんかそれだと思います。男性から人気のサバゲーの雑誌の表紙を女性タレントが飾る姿は多く見られます。サバゲー女子ってもう概念がめっちゃえっちですし、異性分野に掛け合わせた概念のエモさはよくわかる(それはあなたの性癖では???)

 

 

サンリオ男子は」数年かけて発展してきたプロジェクト。

キャラクター達によるTwitter発信や、2016年4月から始まった杏堂まい氏による漫画連載、2016年9月に配信されたスマートフォン向け恋愛ゲームなどの展開で着実にファンを増やし、2018年1月からはファン待望のアニメ放送がスタート。

2018年4月にサンリオピューロランドにて「ミラクル☆ステージ 『サンリオ男子』」お披露目会が実施されたことを皮切りにネルケプランニングと共同の2.5次元プロフェクトが始動しました。

 

私が「サンリオ男子」に興味を持ったきっかけは、吉野俊介役の吉澤翼さんでした。

大好きな「ミュージカル テニスの王子様」に甲斐裕次郎役で出演していた吉澤翼さんが好きだったから、次に出演された「サンリオ男子」も観劇させていただきましたq(^-^q)

5月に「ミラクル☆ステージ 『サンリオ男子』」のイベントがサンリオピューロランドにて開催されるということで私も足を運ばせていただきましたが、それが人生初ピューロランドでした!

正直なところ、サンリオが好きと言えども茶の間にわかの私的にサンリオピューロランドって憧れるけどわざわざ行くまでもないというポジションの施設でした。関東へ遊びに行くならどうしてもディ●ニー行っちゃいますし……。

でもピューロランドめっちゃ楽しかったです。サンリオが好きなら楽しいと思います。きっかけをくださった吉澤さんには感謝です。

  

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懐かしさで禿げそうになりながらネームプレート作りました。これ好きだったなぁ(;_;)

  

会場でお話を伺った皆さまはサンリオ男子」原作コンテンツのファンの方々でしたが、層は20代前半~主婦の方まで様々です。皆さまプリンさんのファンでした。プリンさんはお強いですね……!

サンリオキャラクター大賞2018でも2位ですからね。3位のYOSHIKITTYの強さよ……震える( ゚∀゚)o彡゚

 

彼氏さんがサンリオファンで一緒にピューロへ来ていると話している方もいらっしゃり、皆さま年パス所持でピューロへ通っているそうです。意外に男性が多い印象でした。リアルサンリオ男子ですね(*∩´o`∩*)

これまでドラマCDやアニメで大興奮していたのにさらにミュージカルになるだなんて、ミュージカル本番がとても楽しみだとおっしゃってました。

 

 

キラキラと狂気のミュージカル

サンリオ男子」は、男子高校生(一部教員)がサンリオの推しキャラを大好きなことを隠して健気に生きる姿を描いたストーリーです。コンテンツによりストーリーが変化するものの基本軸は変わらず、ミュージカルでは関西サンリオ男子が新たに登場します。

 

ミュージカルは和気あいあいかわいいぷりぷりサンリオ大好きな男の子を売りにしたお話的なものかと思っていたが、狂乱オタクの舞台だった。

観劇後はスペースマウンテンに乗ったあとくらいの爽快感がある。疲れているがさわやかな疲労である。

 

舞台でもキャラクターでも何かしらのオタクならば誰もが感じたことのある狂乱が様々な角度から盛り込まれていた。オタク達がイジられている気配をひしひしと感じる。しかしそれは愛のあるイジりで、おもわず笑ってしまうような要素がありすぎて困る。

サンリオさんってキャラクターの動かし方やファンの煽り方における失礼のないイジりがめちゃくちゃうまいし、腹を立てる系のファン層も少ない気がする。

サンリオピューロランドに通っている方ならあるあるすぎて笑ってしまうニッチなポイントもたくさんあったのだと思う。セットや音楽が生々しかった。再現率がすごい!というより、生々しい。

関西サンリオ男子によるファンサービス女装シーンがあるが、足は細いのにスカートから飛び出た膝が筋骨隆々な男で笑う。

 

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天王洲銀河劇場の入り口に晒されるサンリオ男子たちのプロフィール

 

ストーリーはオムニバス形式で進む……が、そんな細かいことはけっこうどうでもいい。

愛くるしさと狂気、愛情とイジり、光と闇……サンリオが確固として築いてきたキャラクターたちやファンが抱える奥深い気概がぞんぶんに詰まっていると感じる舞台だった。サンリオのよさが失われていないのでそこがとてもよかった。あっぱれo(^_-)O

 

自身の浅い経験をもとにするならば、2.5次元のミュージカルって女性ファンが推しのギャグに愛想で笑うみたいな部分が多いから劇場って「ふふふ」って控えめな笑い声くらいしか聞こえないんだけど(大きめなリアクションで笑っちゃいけない圧力もあるような気がする)、サンリオ男子の場内は「ヒー……!!」「はははっ」「ひゃぁぁ」みたいな感じだった。

笑いの間に悲鳴みたいなのが混じってるのが本当におもしろおかしく(主にきりみちゃんさんのくだり)、私も勝手に悲鳴がこぼれていたが、みんなそんな感じだった。

基本的には会場全体がキャーキャー湧いてました。

 

歌って踊る曲や客降りが多く、俳優さんファンの子だけでなくサンリオファンの方も充分ドキドキキラキラを体験できる要素がしっかりあった。

イケメン2.5次元ミュージカルの醍醐味のひとつはこの生の体感にドキドキできるところにあると思っているので、その緩急がバランスよく配置されており見ていて飽きない。

 

また、高い台車を2台使ったセットの移動やサンリオピューロランドを連想させるセットの世界観、縦と横に動きのあるステージの構成が好きだった。ピューロランドで実際に使用されているの衣装でキャストが登場するなどリアリティがあるし、アンサンブルの子達の雰囲気もサンリオに合っていた。

最後の宝塚みたいな衣装が好きだった。私は非現実の夢の世界を求めて劇場に足を運んでいるのだと思う。日常ではあり得ない白のサテン燕尾服?……d(^_^o)夢を見せてくれるとんでも衣装が大好き!

 

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サンリオ本体それぞれのサイズ感が違うのがジワる

 

好きだった役者さん

 ◾️定本楓馬さん

豊原夢ノ介役の定本楓馬くんが想像以上にとてもよかった。

定本楓馬くんは過去にテニミュへ出演しており、個人的に解釈合致のドS不二先輩だったので好きです。

彼は顔が可愛いのに本質は筋トレを好む雄である。が、頭がよく自分のキャラポジションや強みを俯瞰で見れているため客観的に自分の顔が可愛いことを知っている(邪推)

女装やかわいい衣装のお仕事は内心複雑そうだが、きっちりやり通すところが好きだ。

京都人へのイジりと自分がおもしろく見える表情と間をよくわかっていて、つくづく空気が読める男性であった。日本舞踊みたいなやつと、「キティさんvsキティはん」戦争のくだりと、キティはんおみくじクレーマー、おもろいし全部おもろい(おもろい)※おもろい

 

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関西ユニバ男子

 

◾️吉澤翼さん

吉野俊介役の吉澤翼さんは安定感があり、キティさんガチ恋過激派として名演技をしていた。金髪が似合う。ずっとやめないでほしい。

キティちゃんのことをキティさんって呼んでいるしゅしゅくんのキャラクター性がそもそもおもろくて好きだ。しゅしゅくん、初恋の子にキティさんのお守りをもらってからキティさんが好きって設定だけど、君キティさんガチ恋なのでは???と勘ぐってしまう。

ガチ恋のくせに「キティさんは尊敬する人です」という隠れ蓑に恋心を覆い隠すオタクの妙なプライドみたいなやつを感じる。好きなんでしょ?と振ったら「キティさんはそういうんじゃねぇ!!」とかキレてきそう。

吉澤さんはしゅしゅの食い気味なセリフの言い方など、過激派オタクの要素をよく掴んでくれている気がした。

 

クライマックスでキティさんご本人が登場するシーンがあるのが、それが圧巻だ。1番好きだった。

しゅしゅくんのエスコートがとてもかっこよくてでも相手はキティさんで、キティさんが本当に女性に見えてくる。いや、キティさんは女性だったのだ。大量のイケメンがビチッと並んでキティさんに傅いている。

あなたは客席でまばゆいきらめきに呑まれながら「何を見せられてる──!?」と困惑の渦の中へのみこまれるだろう。

 

 

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ペンライトがかわいいしグッズを買ったらビニール袋をくれてうれしかった

 

サンリオおじさん

サンリオおじさんのくだりは大人世代に響く名言が詰め込まれていた。

「好きなものを好きと言える」……これは素晴らしいことだと思う。

 

ほんの少し前までオタクはオタクというだけでキモい扱いをされていた。だからみんな隠れオタクとして世間に擬態する。私はそれが利口だと思うし悪いことだとは感じない。

でも時代は変化して個人の趣向に対する偏見が減ってきた。若い子たちの中にはオタクを公言する人が増えた。

男子だけどサンリオが好き、2.5次元ミュージカルを観に行くよ、そういう趣味趣向がオープンになり小出しにできるご時世なのだと思う。

 

サンリオおじさんの「俺たちの時代は堂々とプリンが好きだなんて言えなかったなぁ」的な言葉は胸を刺した。

オタクが浴びてきた好奇の目が走馬灯のようにかけめぐって切なくなったし、もっと若い世代の子たちには胸を張って好きなものを好きと言える時代が来ればいいなぁと思う。それと、自分の好きなものを否定するような人とは付き合わなくていいと思うし、聞かれたくないことを無理に言う必要もないよ。

 

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千秋楽のニコ生をやるよ!太っ腹!

 

公演は12月9日(日)までとなりますが、当日券販売の情報が出るかもしれません。当日券の情報は公式Twitterで発信されます。また、千秋楽公演の模様はニコニコ生放送で中継されます。

12月にはDVD発売全国イベントが控えており、まだまだ終わらない「サンリオ男子」が駆け抜ける道のりをお見逃しなく!まだ観ていない方はぜひ動画配信やDVDなどでチェックしていただきたいですo(^o^)o

 

かいつまんだ感想となりますが以上となります。

今後もこのような前向きな気持ちになれるメディアミックス展開が増えていけばいいなぁと思いました。

けろっぴさんのお口の絵が描かれたマスクのグッズが欲しいです。

 

 

  

◾️公演情報

「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』」

会期:2018年11月29日(木)~12月9日(日)

会場:天王洲銀河劇場

原作:サンリオ

 

ニコニコ生放送

12/9(日)17時~

千秋楽公演の様子をニコニコ生放送で配信

前半は無料で視聴可能

※全編視聴はニコニコ有料会員のみ

タイムシフト予約→http://live.nicovideo.jp/watch/lv316713126

 

●ミラクル☆ステージ サンリオ男子

http://sdan-stage.com/sp/

サンリオ男子

https://www.sanrio.co.jp/special/sdan/

【観劇感想】チームパーティー比嘉【シーサーくん】

 

Higa Higa Higa Higa...🌺

 

身体にしみついたEDMとアップテンポなサウンドがふいにわきあがり、ずんちゃ♪ずんちゃ♪デイゴの花のごとく小躍りしはじめてしまう。

そんなふうに比嘉中ディスコパーリー2018口からシーサービームナイトの余韻が抜けないまま日々の生活を過ごす。みんな比嘉中ロスにおちいり、TLは凪の海岸線のごとく不気味な静けさをみせる。

3rdの比嘉中がみんなから愛されて、別れを惜しまれている証拠だと思います

  

ミュージカル テニスの王子様」から派生した新しい試みのひとつ、各校にスポットを当てたライブコンテンツが「チームパーティ(チームライブ)」です。

10月27日(日)京都小劇場にて開催された「チームパーティー比嘉」京都千秋楽を観劇したので、その感想をまとめさせていただきます。

 

私は古い時代からテニプリテニミュが大好きだけど、ほとんどファーストのことしか知らないので「差し入れ持ってきた知らんOBが部室に入ってきたとき」みたいな印象を与えていると思うけど、感想を書かせてください。

観劇中は「ひやぁーーー!(語彙力の欠如)」みたいな感じだったのですが、この感動をきちんと言葉にして伝えたくて。。。がんばります!!(?)

 

 

Higa Higa Higa Higa...🌺

 

 

現役がみせた比嘉中の集大成

 

そもそも、私はテニミュの比嘉が大好きです。

テニミュ自体が好きですが1stから比嘉って全体的に高評価でした。周囲の方々の声を聞いてもそう感じます。テニミュと比嘉はシュールさが強いのできっと相性がいい(´∀`) ♡

 

最高の比嘉中をありがとう。

 

いろいろ考えたけど、今はこんな気持ちでいっぱい。

私はファーストの比嘉が大好きだったから一生1stの比嘉を超えるものなんてないと思っていたけど、新しい出会いってあるんだなぁと思った(恋愛ポエムか?)

最高峰のエンターテイメントを見せてもらえたと思いました、すべて含めて!!

 

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イケてるチラシ

 

◾️チームパーティー比嘉(口からシーサービーム)

 

チラシの出来が大変素晴らしかったので(シーサーの口からサイリウムのビームが出ているテラディスコおもしろチラシ)、よくあるスチール詐欺かと心配していたが、先に公演を見ていた比嘉好きの方から「ほんとにこんな感じです」と言ってもらえたのでほっと胸をなでおろしながら劇場へ。

 

そもそも、このネタは「南の島から来た刺客(ダークホース)」が3rdでディスコ化していたことに由来する。

なぜ比嘉とディスコが合うのか???それはわからないが、少なくとも私からしたら完全に解釈合致であったし、口からシーサービーム、目からシークワーサージュースでありました。

 

現地沖縄で遭遇した男子高校生もダンス好きって言ってておねだりしたらちょっと踊ってくれたし……比嘉中(特に平古場や甲斐)も本当にそういう感じだと思う(?)マイルドDQN感かな、ディスコってちょっと古……ダサ……だし……エモ

 

 

・イギリス漂着の寸劇

はっきり言って、比嘉中がいつも変なところに漂着しているネタは何度こすってもおもしろい。木手ってスマホの地図アプリ持ってないの??

やはり関西人である許斐先生の血脈が流れる比嘉中、お金ケチってヒッチハイクで沖縄帰ろうとしたり(OVA)いかだで島から脱出しようとしたり(ドキサバ)同じ展開をこすりまくっているが、それがいい。

 

 

・カミナリ一家の寸劇

雌シーサーたちが役者さんにキャッキャってする時間(∩^o^)

ママキャラという最強オネェツールを手にした雷太ママ(雷太大先生)のうまうまなMCまわしにより客席や画面の前のあなたはバブちゃんと化すこと間違いなし。

雷太ママにより構築されるアットホームイケメン島国エンタメ空間🌺

 

スタッフさんからのタレコミが面白かった。

けっこうガチの恥ずかしいタレコミなために役者さんが本当に暴れたりもだえたりしていて笑えた。

あと役者さんたちの個性が爆発していてさすが比嘉中に選ばれし男たちだと思った。個性派集団すぎる……(›´ω`‹ )

 

私が思うに、刺激のない人なんてつまらないしただのいい人や優しい人なら現実の彼氏や旦那さんみたいな身近な存在で女の子は満たされちゃう。だから尖ってるくらいの個性を出すのっていいなぁと思いました。

自分の殻を破っている証拠だしファンの前でもリラックスできているのがまた余裕だね。何目線……?

 

 

・ライブパート

みんながくつろいでいたほのぼのカミナリハウスがビカビカビカビカ!!!⚡️と七色のネオンに包まれる。

私は「ぎゃあああああ!><」とほとばしる閃光で目を潰されながら、「目がぁぁ、目がぁぁ!」ブラックホールに吸い込まれないように必死でシーサーくんの足にしがみついたのだった。

シーサーくんはぴょん、ぴょん、と跳びはねながらフレームアウトして行ってしまった(;_;)置いて行かないでっ

 

カミナリハウスが宇宙みたいになってライトがまばゆくてドッドッドッドッみたいなEDMで爆上げしはじめて、わけもわからぬまま会場は阿鼻叫喚の嵐。

比嘉中マブ、激マブぅ(>_<)

 

吸い込まれる~!ってもがきながら興奮と笑いといろんな感情で窒息しかけた。本当は席に座ってはわわしていただけである。3rdのバイキングホーンを観劇した際に、興奮で息ができなくなって頭を抱えたときと同じきもち。

カミナリハウスがディスコ宇宙ブラックホール戦艦になってしまうという神謎テニミュ演出、1番興奮した。

 

 

Higa Higa Higa Higa...🌺 

 

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アイコラっぽいがちゃんと青空ロールシートを使い撮影された最高写真

 

好きだった役者さんたち

 

●松井遥己さん(新垣役)

「平古場先輩は顔がいいし金髪やからイギリスでもやってけるやろシ~サ~(うちなーぐし不明)」ってサラッと言う新垣に比嘉の風通しの良さを感じる。

私が2年で平古場みたいなパイセンいたらそんな口叩けんぞおお(•ө•)でも平古場って気を遣われるの嫌いだから生意気に来る後輩にちょっと喜びそう、わかる。

新垣に腹黒天使というニッチな需要向けの設定をつけた松井遥己さん(新垣役)は戦い方を知っている男だ。スキマ産業。

 

 

●高田誠さん(田仁志役)

比嘉中テニス部にスカウトするなら誰?」みたいな質問での回答が見事だったとテニプリファンから高評価でした。

「自分が」ではなく「自身が演じるキャラクターなら」「比嘉中に必要な戦力は」とキャラクターを前提とした受け答えをしたテニプリ愛す精神がオタクみたいで素晴らしい。

タレコミで急かされたからタカさんにちゃんと腹筋ローラーあげるの律儀だね。

 

 

●吉澤翼さん(甲斐役)

動物博士ムツゴロウさんキャラを新たに獲得した奥深い人物。

次男っぽい……!!足パカーンって開いて座るところが好きです(•ө•)ここは自分ちくらいのリラックスっぷりでしょおお!めっちゃかわいい!

ステージに立つパフォーマーとしての実力や研究心、センスが素晴らしい方だと思います。役によって表情の作り方や声を変えているところがすごい。みんなが大好きな男らしい身体のがっしりさもあって、本当にすばらしきかわいくてかっこいい甲斐くんでした(´∀`) ♡

 

何より自分の魅せ方を知っている方ではないでしょうか。合ってる自分のキャラポジション、似合う服装、金髪(役のため)など、他と差を出しつつ全体的な統一感があってわかりやすいアイコニックがある。だからファンの方が多いんだと思います。それがファンから求められてるイメージからズレてないんだなぁ。

全体的なキャラ、声を操る器用さ、総合的に声優業への進出にも期待でし!!

 

 

●武藤賢人さん(木手役)

みんながギャハハハハってなってるときもワンテンポずれてニコニコしてたり大人しめなところがおじいちゃんみたいでちょっと天然入ってる??(おきゃわ)

でもやる!ってときはノリ全開でやり通すからお笑いとか好きそう。

比嘉中をまとめようとがんばってるのむちゃくちゃ伝わりました。

人って適材適所のポジションがあって、リーダーにもタイプがあるから、人柄とキャラで集団を平和にさせられる感じ??引っ張るのは雷太先生が担ってくれていたのかもだけど、武藤さんが気持ちのこもったお礼のSNSを節目節目で書いている純粋真面目なところファンのみんなはちゃんとわかってたと思います。

悪い大人にそそのかされないように(>_<)

 

ハイタッチの時に顔が小さくてお菓子かと思った。あと目が大きいから幼女かと思った。顔面がかわいい人!!かわいい木手でした。かわいいしか言ってないけど木手もかわいいから仕方ないね。

 

 

●雷太さん(知念役)

経験豊富で社会性が高く、チームのブレーンとして暗躍してくれたアサシン。

比嘉中を安全にまとめられたのは雷太さんあってのことだと思います。

たぶんネットリテラシーとか言っちゃいけないこととか言葉にし難い礼儀をわかっている方なので、上手くストッパーになったり調整してくれたんだろうなぁと思った。治安の維持に奮闘してくれてありがとう!!

そして文章力が高いので、「あい、いたの?」のテニミュブログはどれも読み返すくらい好きです。

ハイタッチのときに腰をかがめて目線合わせて丁寧にタッチしてくれたりしてキュンだった。寛だった。寛夢女だからしあわせだった。素敵な男性だ(;_;)

 

 

●園田将司さん(不知火役)

お笑い芸人兼俳優のルーキー。特技はもんじゃ焼き

とあるSNS動画で「元副店長の力」というコンテンツを発信していたのが本当におもしろおかしく、しばらく引きずった。しかしその動画は1日経つと消えてしまう儚い命だったので、今でもあのヘラさばきを思い出しては恋しさで胸を痛めている。

おもしろすぎる上に周囲の人に馴染むのが上手い方なので、男にモテるタイプで生き残ること間違いなし。好きすぎる。奇跡の親指って何ですか!?><

インスタをはじめたらしい。おもしろい。

お見送りのときに泣いててなんていい子なんだろうと思った(;_;)

 

 

●岩城直弥さん(平古場役)

平古場凛というイケメンキャラにふさわしい甘いマスク、演技力、高身長などさまざまな武器を携える大人気の岩城さん。

だがしかし、スタッフさんからのタレコミで「ジャージがダサい」と指摘されていてメンバー全員と会場がどかんどかん湧いた。

こういうときにムッとするんじゃなくて恥ずかしすぎてうずくまってしまうのがいい人だと思った(だからスタッフさんからも愛されていじられる)。

 

私としてもひそかに、岩城さんは写メなどでいつも似たようなアディジャを着ていて、アディジャ似合うなと思っていた。ナ●キの日もあった。それはもうアディ●ス(ナ●キ)からスポンサー契約が来ているのかというくらい来る日も来る日もアディジャを着ていた。

そして、パーカーの紐の長さが左右でバラバラだったりして、垣間見える抜けポイントにエモみを感じていたが、「顔がイケてるのにジャージがダサい」という萌え属性を公式から付与されてしまい最高でした。

メンバーのみんなからプレゼントでもらった帽子をずっと被ってたりするのがいい子だぁぁ(;_;)お願いなのでかわいい八重歯を一生矯正しないでくださいm(_ _)m

 

役者さんとしては、当初役を演じているんだと気がつかないくらい平古場凛そのものだった。岩城さんは強気っぽく見える系統の顔立ちなので、たくさん研究して自分とは正反対の役柄を演じていたんだなぁとわかったときは胸が熱くなりました。

中身とのギャップがある人なのかな?でもキツめの役はすごく合ってると思う。

キツそうな見た目でオラオラな演技して、素顔はちょっと抜けてて真面目って最高のギャップだ。ファンの女の子的にはニャンオラってたまらんスマッシュだと思うので、これからもいろんな役を見たい方です(´∀`) ♡

いつかアディ●スからスポンサー契約をゲッチュして欲しい!!

素晴らしい平古場凛をありがとうございました!!!!

 

 

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会場は紫色

 

 好きだった曲

 

◾️スマイル・アンド・ティアズ

 

アンコールソングのふわふわ(スマイル・アンド・ティアズ)がとってもいい曲で、ずっと頭の中に流れています!

テニミュの曲はぜんぶ良曲だと思いますが、特にアンコールソングは珠玉の名曲が揃っている。

テニミュとは、まぶしいキラキラ、青臭くて土臭くてちょっと恥ずかしいけど胸が熱くなるような……そういう青春時代のかけがえのない熱をぎゅっと詰め込んだ宝箱みたいだなぁと私は思う。アンコールソングは、テニスの王子様たちがひたむきに青春を駆け上がるキラキラにスポットを当て、明るい曲調で表現されている。

 

私は1st時代のアンコールソング「F・G・K・S」「On My Way」が、今でもスマホに入れてるくらいめちゃくちゃ大好きです。3rdでもたくさん歌ってくれていてすごく嬉しい。

「スマイル・アンド・ティアズ」はそれに肩を並べるくらい大好き!!

 

この「スマイル・アンド・ティアズ」通称「ふわふわ」がなぜファンの間でまっさきに話題になったか。

それは、サビが「ふ~わふわ~♪」という、シンプルかつストレートでまったく意味がわからない謎ワードで表現されていることにある。だが、癖になる。

ふ~わふわ~♪と手をクリオネみたいにふわふわさせるダンスも合っててかわいい。木手がそのダンスしてるシュールっぷりとか激しい萌えを感じます(/ _ ; )

 

しかし、サビに入る前の歌詞ではテニスに打ち込む男子中学生のまばゆさを見事に謳っており、土臭くキラキラしていて素敵。

まさにテニミュらしい斜め上から下から刺してくる個性の斬れ味がすさまじい。キレキレな名曲でした。三ツ矢さん♡ℓσνє♡

 

 

◾️比嘉の曲すべて

本当に全部好きだしアレンジもディスコでめっちゃよかった。

ダンスもフォーメーションZくらいまで増えてて超イケてた。

円盤がすごく楽しみ。

チームパーティ比嘉の映像は全国氷帝の円盤についてくるそうなので、観れなかった人などはぜひ円盤で見てほしいです(∩^o^)

 

ご予約はこちらより⇒https://www.tennimu.com

 

 

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実戦用、保存用、観賞用の最高グッズネイルシール

 

 

3rd比嘉中の好きだったところ

 

◾️キャラ解釈

 

解釈って抽象的だけどすごく大事な部分で実力の見せ所だと思います。特に2.5次元ミュージカルでは。キャラクターありきで生まれる人気の影響が大きいから。

3rdの比嘉中がなぜここまで素晴らしく、ファンから高評価を得たのか。

それは技術、愛のある解釈、両方の座標が綺麗につり合っていたからだと私は感じました。

 

3rdの方々は本当にみんな上手い。

私の敬愛する荒木宏文さん(2代目の乾貞治役)もドリライ円盤インタビューで言っていましたがo(^o^;)o

イケメンだし踊れるし歌も上手い。客席で、心地よく金額をお支払いできるパフォーマンスを見せていただいたという納得感がある。

 

じゃあどうして技術的に拙かった1stが永遠に世間から愛されているか??って、やっぱり愛のある解釈があったからだと思うんです。オタクじゃなくても男性はテニプリ好きな方多いですし、そいういう原作ファンも納得させるみたいな要素?

技術どうこうじゃなくて気持ち(体育会系みたいな発言)

 

1stの役者さんはテニプリを子供の頃から読んでいてテニプリが大好きな世代だっただろうから、キャラクターへの解釈も桁違いだったと感じます。

「飛影はそんなこと言わない」お通夜状態になることなんてほぼなかったかな。

 

qq4q.biz

 

3rd比嘉はみなさんテニプリ世代ではなかった方がほとんどだろうに、「なんかそれ違うな」って思ったこと、私はほとんどなかったです。正直、おや?ということがあっても次の公演とかで速攻で直っていたらしいので素晴らしい(;ω; )

テニプリ特有の膨大で細かいキャラクターのプロフィールをちゃんと調べて読み込んでくれて活かしてくれていました。

日替わりやトークコーナーなどでキャラクターを前提にしているこだわりが見えると、ファンとしては嬉しいですよね。

 

余談ですが私は趣味のコスプレイヤー時代もこだわりが妙に強かったから、キャラクターの格好でキャラクターがやらないようなことは控えようと意識してました。美少女キャラの格好でお酒飲まないとか、余計なごついアクセサリーはできるだけ外すとか、その程度ですが。

やっぱりキャラクターのファンからしたら、「●●はそんなことしません!」って場面を見かけたらちょっとショックじゃないですかね(>_<)

そういうオタク心理といいますか、役目をまっとうしている間はできる限り、見てくれる相手の立場を想像すること。仕事でも服装でも普段の振る舞いでもすべてに言えるし、私も研究し続けていきたいところかもしれません。

 

 

 

◾️仲よしさん

 

3rd比嘉はチームの統制がとれていたな〜ってイメージなんです。仲良いんだなってわかるから安心感がある(>_<)

お互いを尊重して、わきまえて、いい意味で一歩引ける部分があるというか。みんな精神的に大人なんじゃないかな。

 

そう感じたきっかけは初代木手のルークさんが観劇に来たというSNSを見かけたときだったと思います。私も嬉しすぎてちょっと泣いた><

OBが来たら、わらわら集まって挨拶して写真撮ってる(かわいい)

そしてOBが来た報告をすればTwitterでバズるのはわかりきってるけど、でもメインでネットに上げるのはOBと同じ役の子に譲るみたいな。そういう感じのSNSの使い方、微妙な気遣いとか礼節がしっかりしているなと。

 

あとチーム内がギスついていると客席、SNS上からもじんわりわかると思うんですよね。・°°・(>_<)・°°・。

答え合わせをしているわけじゃないから正解なんてわからないけど、1stの時代からそいういうのは本当にあるなと私ですら思います。舞台にいっぱい通っていた方はもっとそういう空気を感じているし、気づいている。

周り全員がライバルみたいなお仕事でさすがにチーム全員が仲良しこよししているなんて夢は抱いてない。だけど集団でやる舞台というお仕事、チームワークがアウトプットするものに多少なりとも影響があるのは間違いない。

だからたぶんチーム内の風通しが良くて仲良い方がお客さんは見ていて安心できると思う。

違う人間同士が集まる集団でなるべく仲良くするってお互いの努力があってはじめて成り立つものだと思うし、それは学校でも会社でも同じことなんだろうな。人間いつだって何かに属さないと生きていかれないから、社会性は大事だと思う。

 

何かと燃えやすい時代ですから、そういうささいな溝からつけ入られて刺される隙が生まれるもんね。みんなで仲良くして嫌な可能性は潰していきたい。2.5次元ってスチールウールくらいの燃えやすさだからo(^o^;)oぼっ🔥

テニミュで炎上という名のカタルシスは観せないで欲しいよ。がんばれぇー!

 

比嘉中は見ていて安心できるおかげで気が散ることなく集中できて楽しかった。

だからと言って燃えても恨みっこなしですよ!

楽しいものを見せていただいた事実はずっと変わらないので。しかし円盤がなくなるみたいな犯罪だけはやめてほしい(›´ω`‹ )

 

 

 

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もらえるレアファイルとお写真

 

 

 

以下はあまり関係ないですが、私の感じたこと。

 

 

きらびやかな世界を少し覗かせてもらって思う。

若手俳優さんって「やってることアイドルじゃん」なんて揶揄もあるようだけど、近いようで違う気がします。

素人の意見で申し訳ないですが、「アイドル」って若さや性的なその人自身の魅力を売るということで。

「役者」は「他人(キャラクター)の人生を自身の肉体を通してアウトプットする」という仕事だと思う(演技できない素人なのに申し訳ないです)

 

アイドルだってセルフプロデュースで自分の像を作る努力の賜物なのかもしれないけど、どんどん若くて魅力的な子が出て来るから、アイドル的なやり方での限界は天井が近いと思う。

 

一応2.5次元は演劇なわけだから、キャラ解釈はつまり役の作り込みと想像力。

自分の価値観を壊して、キャラクターならどう考えるか、どう行動するか、悲しいときに泣くのか笑うのか……そういった紙やアニメーションでは表しきれない「if」の空気感を描くことではなかろうか!?(•ө•)

だから役者さんって精神壊しがちで舞台袖でげーげーやってる方いると言いますし。他人の人生を突き詰めて考えるというのは、それだけ精神的なエネルギーを使うということだ。すごいなぁ。

 

同等に考えているわけではないけれどオタクたちもキャラクターの価値観を愛しく思って、その先を想像して生み出したものがたくさんある。そうやってオタク産業や創作活動が盛り上がって巨額のお金が動いている。

許斐先生の握った筆で描かれたキャラクターに命が吹き込まれて、人の心を動かして、ひとりの人生を明るく変えることだってある。まさに無から作り出した有であり、想像力の持つエネルギーはなんて大きいんだろうと思います!!

だから役者さんは、キャラクターの命を自分の肉体に憑依させて現実に呼び起こす、傀儡みたいな存在だなぁと思う。

 

 

きっとテニミュ1stって紀元前の黎明期というか、2.5次元の礎を築いた伝説として不動の位置にあるものだと思う。

やっぱり当時は2.5次元ミュージカルにまだまだ冷たい視線が浴びせられていた頃ですし、コスプレの技術もパフォーマンス技術も荒削りな部分が目立っていた。

時代は移ろい「ミュージカル『刀剣乱舞』」など数々の2次元作品が舞台化され、イケメン俳優さんたちの活躍の場として2.5次元は一文化へと成長しました。

しかしそういった“混沌の歴史”を理解しているか否か、は大切なのではないかと感じます。観劇にもアウトプットにも言える。ありがたみも重みも違ってくる。

 

古い時代、私のような端くれのオタクですら偏見の目線を浴びる歯痒さはありました。「コスプレで仕事とかしてんの?草w」みたいな( i _ i )

どっちが悪いとかじゃない、オタクコンテンツと一般的な感覚、いつかはきっと仲良くできるし、技術やコスプレのレベルが追いつけば「バカにされるお遊戯」から「文化的コンテンツ」に昇華される日が来ると願っていました。

その中で歯を食いしばってやり通したテニミュ先人たちの覚悟は相当だったろうし、偉大だと思います。今でも現場で活躍されている方なんて特にそうとうな苦労をされたのではないかな。 

 

眩しい光の中にいるときは周りが見えなくなりがちだと斎藤工さんが言っていたけど、ファンへのありがたみを忘れるということなのかもしれないな。

スポットライトってあるけど、自分にスポットが当たってる時って眩しくて客席も周りの子も見えなくなります。あと肌荒も飛ばしてくれるから盛れる。屋外ステージは客席がよく見えるけど、照明さんのいるステージの方が豪華だよね。

周りの表情が見えるのは別の人にスポットが当たった時。そのときはじめて、自分じゃなくて違う人にお客さんが夢中になってる顔がよく見える。そういうの、光の中にいるときはわからないものだ。

 でもいろいろなパフォーマンスでもらった楽しくて嬉しい気持ちだけは本物😆

 

そんなことに想いを馳せるほど今回の比嘉中は素晴らしかったです(;_;)

好きなものに関わってくれた人たちを心から大好きなれて本当に楽しかったし嬉しかったし感謝してます!!

3rd比嘉中、ひと区切りの結びとしてお疲れ様でした🌺

本当にいいものを見せていただき楽しい時間をありがとうございました!!!

 

 

 

◾️公演情報

 

 東京公演

日程:2018年10月18日(木)、20日(土)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo

 

京都公演

日程:2018年10月25日(木)、27日(土)
会場:京都劇場

 

 

白い正義がかすむほど、黒い潔さがかっこいい。比嘉中と3rd比嘉を語る。

 

 

チムパ が楽しみなので比嘉中について語りたいだけの記事となります。

 

比嘉中は怖い人たち。でも可愛い人たち。

 

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沖縄にて

 

え!?と思う人は多いのかもしれないです。

世間一般的な原作テニプリファンは比嘉中、ないし木手永四郎を「怖い人」と感じているんだろうなぁと思うからです。

 

原作を読んでいた子供の頃の私からすれば、比嘉はむちゃくちゃだった!すごい怖かったσ(^_^;)おじいにボールぶちゅけて怖い口調でオラついていたし。・°°・(>_<)・°°・。ピュアな子供の目からすると十分刺激が強かったです。

だから、オタク世界の認識では違うかもしれないけど、世間的には比嘉中は登場時から明らかな「ヒール」。怖い集団として登場したと記憶しています。

 

 

木手永四郎は沖縄比嘉中のリーダーで、もうすごく1番怖かった。

特に怖かったのは木手と知念くんでしょうか?見慣れない個性的な髪型や口調、見た目と圧力が……激しく癖がすごい!

そんな中で凛と甲斐くんの印象はなぜか悪くなかったです。子供は正直な生き物です。現金な理由だけどかっこよかったからでしょうσ(^_^;)グッズとかこのイケメン2人で組まれることが多かったし!

 

というか、木手が憎まれ役で前に出るから凛や甲斐くんって一歩引っ込んで印象がマイルドになっていた。そう思うとリーダーとして計算して立ち振る舞っていたであろう、木手の苦労を思う。

比嘉中になくてはならない船が木手で、部員はオールやコンパスや単眼鏡となって働くんだけど、やっぱり木手がいないと比嘉は成り立たないよね。

えいしろおが大好きさ~シ~サ~~o(^-^)o

 

 

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内緒にする2人

 

平古場凛は比嘉のイケメン枠で大本命。金髪ロン毛なキャラデザインからして、許斐先生がイケメンとして凛を登場させた意図はファンの端くれとしても感じました。

だけど凛も「怖い人」の1人だった。

プライドの高い凛は弱みを見せたくないからどんなときも軽やかに振舞っていて、末っ子ゆえに空気を読むのが上手くて、縛られるのが大嫌いなわがまま。でも本当は寂しがりやだし超負けず嫌い。

今は凛がクールなんじゃなくて、単なる強がりな可愛い奴だってわかるし、その人気に頷ける奥深いキャラクターです。

 

甲斐くんは当時から「話したらわかってくれる」みたいな位置にいる人だった。単品なら悪くないんだけど集団だとワルになるタイプ(?)。

素直な(ちょっとあんぽんたんだが)いい子という印象、にじみ出る本質は当時子供だった自分にも伝わるんだなぁと不思議です。

あと木手と幼馴染ってところがいい。幼馴染なのにあきらかな力関係の差があっておもしろい。

だけど甲斐くんの性格の良さと人懐っこさという最大の才能に、木手はとても助けられてたと思うよ。孤独なリーダー木手を支えてくれてありがとう(T_T)

 

甲斐くんはボールをぶつけた実行犯なわりに根っこはいい人っぽい印象があって、ペア相方イケメンの凛はめっちゃイケメン(だが怖い)みたいなイメージでした。

私は寛(とてもいきなり呼び捨て)の夢女だし寛のことが大好きだし沖縄に嫁ぐ覚悟は3回くらいしたしD2(知念、凛)は好きなダブルスコンビなんだけど、知念と平古場はお互いがお互いをまぁまぁって諭す大人ぶった感じの関係性イメージであった。

だから凛が等身大でそのまんま気が合うのは甲斐くんって認識で、凛と甲斐くんのペア扱いを素直に受け入れていたな。

 

 

そんな幼い頃の記憶がぶわぶわと溢れて全身が熱くなり目の奥からは水分がにじむ。

多感な時期に刺激をくれた比嘉中という概念を鮮やかに思い出させてくれた、3rd比嘉中のおかげに他ならないです。

 

 

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時代はDVDからブルーレイへ……

 

誰しも好みはあるだろうけど、私より先輩にあたるテニプリファンの方々は登場時から比嘉中がむちゃくちゃ好きだったんですよね。テニプリネタいける男性オタクとカラオケに行ったらダークホースのくねりダンスは必修科目であります!

あとテニミュの比嘉もみんな大好きだったw 演出変だったもん……もう、すごい変!めちゃめちゃ比嘉中そのもの!!比嘉中って変だもん‪(´∀`) ‬♡

精神的に大人だと比嘉の愛しい部分をすぐに拾い上げてわかってあげられるんだろうなぁ。

 

私の中でも、比嘉中がいつのまにか愛しい可愛い人たちになっていました。長年テニプリという作品を積み立てていくうちに印象が変わったのだと思います。

 

 

テニプリのすごさは読者を飽きさせない緩急にある。

やっぱり、いい子ちゃんばっかりな優等生作品なんて見ててつまらないと思う。

許斐先生は人間味あふれる方なので、生み出すキャラクターの個性も豊かな漫画家さんです。サプライズ好きな先生らしいハラハラする演出とともに生まれた、比嘉中というダークホース。

私が愛した「比嘉中」像は、原作、アニメ、ドキサバ、OVA、ペアプリ、そして1stテニミュなどのコンテンツからアウトプットされたイメージで築かれてきました。

 

そして「テニスの王子様」の原作は全国大会にさしかかり、各校がしのぎを削る中、ストーリーに波を立てて色や味をつける役割として登場したヒールが比嘉中

その「ヒール」にまでこんなにも愛しいキャラクター性、そして大量のファンをつけるとは、まさに脱帽です。

 

 

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「どこかで比嘉中をお見かけしましたらよろしくお願いします」という中村太亮さんの、キャラクターが生きているような比嘉中のさらなる出番を願っているような、絶妙なコメント力の高さに感激します

 

全国出場は長年日の目を見なかった比嘉中がやっと掴んだ光だった。

南海に囲まれた島から本土に渡って「一旗揚げてやる!」と彼らが抱えていた反骨精神。

比嘉中をヤンキー扱いしてはいけないけもしれないけど、マイルドヤンキーって地元のお祭りには真剣に熱くなりますよね、それと近いものを感じる。荒くれ者たちの有り余ってくすぶったエネルギーを「テニス」という光の道に導いた木手は、中学生なのにとても立派だと思います。

 

そして自身が実際に沖縄に足を運んでみてはっきり感じたことが、「綺麗な土地で育った子の美しい心」みたいな部分だった。土地が綺麗、そんな場所に住む人の心はもっと綺麗。

人っていくら口で悪ぶってても荒々しくても、根っこの本質は滲んでしまうと思う。

比嘉中の子たちからしてみたら、「本土でぬくぬく育ったいい子ちゃんなおまえらとは違う!」って他の学校に対して思うのかもしれないよね。監督の卑怯な采配に従ってしまうある種の汚れない白さもある(頭のいい木手だけは、監督の倫理に反した戦法を呑み込んであえて選択していたんだろうけど)。

 

そんな背景を汲んだら、手段を選ばない比嘉中の子たちをとても責められない。俗っぽい紳士的な男前にしがみついたかっこよさよりよっぽど潔い。

罪を憎んで人を憎まず、芯の通った強さを持つのが比嘉中だと思っています。誤解されやすいけど。

比嘉中は、不器用な人たち。

 

 

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今や幻のDVD

 

最初の印象が怖いと、裏側を見たときに印象がよくなるって心理学でもある。ギャップ萌えというやつ。

だから比嘉中は、可愛い人たちです。

 

彼らも少し覗き込めば他の中学生となんら変わりない日常を送っている。トリッキーな癖は強いけど、普通の子供たちなんですよね。

 

木手のリーゼントにペットのピッキー(鳥)が埋まってしまって、名前を呼んで戯れていたり(妄想)(可愛い)

 

凛の日課がおばぁの肩たたきだったり、小さい女の子の風船取ってあげたり、おばぁっ子ゆえに沖縄なまり強かったり(いい子いい子)

 

甲斐くんの苦手なものが女の子の涙、嘘をつくことだったり(優しすぎて女を苦しめるだめんず予備軍)

 

寛が片親だったり(お父さんがわりもこなすしっかりしたお兄さん、虫苦手ってギャップが可愛い)

 

田仁志くんが9人兄弟ゆえに飢えていたり(そら飢える)

 

不知火が趣味1円玉貯金だったり(お金を大切にするのはいいことだけど、女の子のムダ毛もめっちゃチェックしてそう)

 

新垣の顔が違ったり(なんでアニメ版とイメチェンしたん!? 新垣は隠れモテ男だと思う)

 

 

 

私は子供の頃に比嘉中に感じた「怖い」という印象を大切にしています(T_T)

大人になってみるとつくづく思い知ることですが、まだクリーンな青い時代に感じるドキドキワクワク、怖い、悲しい、体験や刺激ってどんな高級なものにも敵わない価値がある。

大人たちは口酸っぱく経験を大切にしろだの言ってたけど、やっぱりそれは過ぎ去って初めて気がつくことで。

 

私にとって、子供の頃に比嘉中へ抱いた感情は宝物です。

これは生涯なくすことはないでしょう。みなさんにも青春時代に大好きだった作品ってあると思いますが、それが私にとってテニプリです。「テニスの王子様」をリアルタイムで読んできて、一緒に成長できてよかったと思う。

だから比嘉中がずっと大好き!薄っぺらい言葉ではなく、比嘉いいなぁ!ってこみ上げるものは内側にある本物の気持ちって自負があります。年月を経てさらに更新されていく「比嘉中好きだなぁ~」という想いは、もっともっと大切にしたいなと感じます。

 

私は長い年月と自身の成長をもってやっと比嘉中が「可愛い人たち」って気づけるようになりましたo(^o^)o

それって原作の力だけに限りません。さまざまなメディアミックス展開の中で、キャラクターが持つ違う一面をわかりやすく見せてもらえたおかげです。

 みんな大好き、比嘉中o(^-^)o

 

その中でテニミュの存在は大きかった。

トリッキーで個性豊かな1stの先人たちが大好きだったから、彼らがテニプリ愛を持って作り上げてくれた比嘉中をファンは愛して、だから比嘉の人気は世間的に認知されて底上げされたように思う。 

 

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南の島から来た刺客

 

3rd比嘉中は、さらに原作ファンをうならせてくれました。

どのキャラクターも可愛い。わー!って興奮する。そこにいるー!(?)って思う。

表面的なものではなく、キャラクターに対してイケメンさんやなぁ~と感じていた子供の頃の生々しい気持ちがぶわって蘇って身体中が熱くなって興奮する。その感覚はやっぱりすごく嬉しいです。

私はこだわりの強い面倒なオタクなので、ちょっとでも違うなって感覚を察知したら、あーイケメンさんやオタクの心を使ったお金儲けなんだぁって白けてもういーや……ってなってしまうし、観なくなってたと思う。

別にお金儲けって大前提は当然ですしわかってるんですけどね!

 

私が大切にしているのは「テニスの王子様」にワクワクキラキラする気持ちなので、それをないがしろにされるととても悲しい。

勝手に盛り上がっていることですが、作品に対して一気に冷めるのはつらい(T_T)

 

 

比嘉中って決して表面的な、紳士的な、一枚岩なイケメン集団ではないように感じる。

3rdは私の愛した比嘉中そのものだったように思いました。

このキャラだったらどうするかな~って第三者視点の意識と、役者さん本体がキャラとシンクロした部分の意識が両方ある。テニプリが業界で流行した要とされている膨大で細かいキャラクターのプロフィール、ギャップ感を調べてネタに取り込んで、愛情を持って取り組んでくれてるのがわかる。

だから素晴らしいものを見せてくれた俳優さんたちも好きになる。そういう人たちはいろんなファンのみんなからも愛されると思う。

好きなものが増えてほんとうに嬉しい(^_^)a

 

3rdの演じてくれる比嘉中を大好きになれたから、終結に向かっていくことがすごく寂しくて……(T_T)泣き泣き

泣き泣き。・°°・(>_<)・°°・。

 

 

 

いてもたってもいられずに長々と綴らせていただきました。

このような長文にお付き合いいただいた方がいらっしゃったら、オタクの嘆きに貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

 

何が言いたいかというと、これだけ。

素晴らしい解釈で比嘉中を構築してくれた3rd比嘉中のチームワークと努力、関わるスタッフさん、原作者の許斐先生に感謝を捧げます!

チムパ ぁぁ〜楽しみですo(^o^)o 

 

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ザワワ