【映画感想】カメラを止めるな!
https://www.netflix.com/title/81191988
予算300万円のインディーズ映画ながら、SNS等の口コミで広まり2018年の邦画興行収入ランキングで上位を記録したヒット作。
舞台は東京から2時間ほど離れた山の中。ゾンビモノの映画を撮影していた一行に本物のゾンビが襲い来る?!携帯電話の電波すら繋がらない辺境は阿鼻叫喚の嵐、血しぶきパニックになった……はずだった。
作品はタイトル通りの内容だが趣向が凝らされており、大どんでん返しの展開を迎える脅威の映画。
まだ世に広まっていない監督や俳優が登場し手作り感あふれる作品だが、ヒロインの女の子が絶妙にエロくてよい。やっぱりかわいいヒロインって画面に人を引き込む力があるなぁ。ヒロインは呼び水、大切だと思った。
しかし、監督が世間みんながアイドルに思ってることさらっと台詞の中で言ってたりする。そういったセリフの端々の捉え方、鋭さが意外と真理突いてる。含みのあるセリフの言い方など展開を示唆するのが上手い。
開始10分ですでに引き込まれるくらいおもしろいのだが、明るいチープな雰囲気の中に本当にシリアスサスペンスなのかな?と観る人をハラハラのめり込ませる仕掛けや展開が散りばめられていく。
【ここからネタバレ】
1ヶ月前のくだりでは、俳優や女優の裏側をいじっていてなんだか演劇に関わる人特有の視点がおもしろいwこういう人達いるいるあるある的なやつ\(^o^)/
人間観察してる人のキャラクター構築ってクスッときてしまう皮肉がある。
演技について明るくないので単純な感想に過ぎないが、俳優さんってイケメンやきれいな人も出てくるのに、ユニークな顔立ちでさまざまな年齢が人のほうが味があったりするのが不思議。経験から滲み出るものがあるのかな。
監督?助監督?役の女の子、こういう子ほんとにいるー!って笑ってしまったw性格がちょっと強すぎて癖あるんだけど仕事できるから重宝されて活躍してるタイプの裏方業の子笑
さすがの文句なし、楽しませてくれる良作映画d(^_^o)