【映画感想】グリース
1972年ブロードウェイにてロングラン公演を実現させた青春学園ミュージカルの先駆け的作品『Grease』の映画版。
作品から溢れる軽くて弾ける明るさがハッピーでエネルギッシュ。作風を引き立てるのは登場人物の感情が昂ったときにどこからともなくはじまるミュージカルソングとダイナミックなダンスだ。登場人物のやりとりが明るくてどこかくだらなくてつい笑ってしまう、元気をもらえる作品。
ハイスクールの不良と清純カマトト娘のひと夏の恋を中心に、若者たちのエネルギッシュでちょっと不真面目な青春の1ページを描く。
ダッセェ車、ダッセェファッション、ダッセェヘアセット、ヤリ●ンとヤリマ●達。だって映画の冒頭、「あの娘(彼)と●っちゃった🎶」という(•ө•)‼️って感じのデュエットからはじまるのだ。
この時代のやんちゃな若者たちを等身大で描いている。でもこういうのいいよねぇ、と思えてくる。浅はかで短絡的で欲望に忠実、だがそれが一周回ってエモくていい。
あほだな〜wと思う反面、素直にやりたいことやったもん勝ちで駆け抜ける青春!ってかわいげがある。この作品に詰まっているものは若者の愚かさと紙一重のピュアなエネルギー、かわいげや愛おしさなのかなと感じる。フレッシュな魂を持ってる人にしか演じられない作品なんだろうな。
こういうことを25過ぎてもやってる人の方がよっぽどやばいので、10代で終わらせておこう( ◠‿◠ )
海外の方ってマブい!
本当にその時の感情を全身を使って歌やダンスで表現してる感じで笑ってしまうw
国民性の違いかな?海外の方ってストレートで感情が豊かな方が多い印象だから、どの感情を歌やダンスに変換しても違和感がない。サンディが一皮むけて不良娘になったとき、ダニーが目ハートにしてメロメロになってるところのダンスがすごい好き\(^o^)/
これ系だとハイスクールミュージカルが好きだから舞台化も期待している。